せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

サイエンスカフェみつぎ7

12日(土)には、
サイエンスカフェみつぎ7」が行われました。


サイエンスカフェみつぎ

テーマは、知られざる身近な生きもの
「線虫(せんちゅう)」


サイエンスカフェみつぎ

農作物の害虫としては名が知れていて、
地元の農家さんにもご参加頂き、興味深いお話が聞けました。

お話をざっとまとめてみますと、

・線虫は「線形動物門」に属する動物の総称。
・体は細長い糸状。多くは体長1mm程度。
・現在約2万種が知られているが、研究されていないものが多く、
 1億種以上いるかもしれない。(昆虫を超える種多様性?)
・植物や動物に寄生する線虫がよく知られているが、
 多くは自活性、非寄生性の線虫。
・ヒトに寄生する線虫としては、カイチュウ、ギョウチュウ、サナダムシや
 広東住血線虫、アニサキスなどが知られている。
・多細胞生物として最初に全ゲノム配列が解読された生物C. elegansも線虫。
松枯れ病を引き起こすマツノザイセンチュウも線虫。
・作物の病気を引き起こす線虫として、
 ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、シストセンチュウのなかまが知られている。
・虫に寄生する線虫もいて、天敵、生物農薬として利用されてるものもある。
・昨年大発生した秋ウンカに対しても、ウンカに寄生する線虫
 ウンカシヘンチュウが活用できるかもしれない。
・畑の生物の豊かさの指標として自活性線虫が適しているかもしれない。

などなど。
ふだんの生活では意識していませんが、いろいろな場面で
線虫が登場し、また活躍していることが分かりました。
生態系の中で欠かせないメンバーですね。

いろんな種類がいて、まだまだ未知のことが多い線虫。
今度は線虫の生態など、またお話を聞いてみたいと思います。

次回のサイエンスカフェみつぎのテーマは
カスミサンショウウオを予定しています。
乞うご期待。



広島ブログ
  1. 2014/04/14(月) 12:57:19|
  2. 世羅台地の取り組み
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<桜とミツバチ | ホーム | 自然観察園ウオーキングを行いました。>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://0847254400.blog134.fc2.com/tb.php/954-cd8dcc37
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)