せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

アカガエルの観察会を行いました

昨日は、お隣の尾道市御調町で、小学生と
アカガエルの観察、卵塊調査体験を行いました。
この子たちとは、10月の赤トンボ
12月のカヤネズミに続いて3回目。

最初に地域の集会所をおかりして、カエルのお話。

写真は、特定外来生物のウシガエルの話に関連して、
同じく特定外来生物の「アライグマ」について
注意を呼びかけているところ。


アカガエル観察会

おそらく、アカガエルたちもアライグマの餌食になってしまいます。
今年は観察会のたびにアライグマの話題を出しましたし、
アライグマ帽子のインパクトも期待して、
注意関心を持ってくれたのではないかと思います。

室内で話のあとは、
実際に田んぼに出ていって、卵塊を観察しました。


アカガエル観察会

今年は、このところ雨が少なくて、
昨年と違い、産んだ後の田んぼが乾燥して干上がりそうです。
まだ動いているおたまじゃくしもいて、かわいそうでしたが、
自然のリスクを知ってもらうことも大切です。

水の残っているヒヨセに産んでいた卵塊を、バケットにとって
子どもたちに観察してもらいました。


アカガエル観察会

ゼリー状の感触に興奮です。

その後、卵塊数の調査体験に。
各班で、水たまりや水たまり跡でアカガエルの卵塊があるか見て、
その数をカウントしてもらいました。
一斉に田んぼへと散る子どもたち。


アカガエル観察会

前半はまじめにカウントしていましたが、
後半は例年通りの泥まつり!
最後には、泥に埋まった長ぐつを救出するのに終われました・・・。

何とか集会所に入れて、調査体験のまとめ。
思ったよりもみんなちゃんとカウントしていて
2枚の田んぼで92卵塊となり、事前調査とほぼ一致。
この田んぼに少なくとも
100匹以上のアカガエルたちが来ていたことが分かり、驚きでした。

最後に、地元の
ゲンゴロウをはじめとした田んぼの生きものに配慮した米づくりを行う
源五郎米研究会の会長さんにお話を頂きました。


アカガエル観察会

先ず、泥だらけになった子どもたちに
「君たちは泥だらけのなり方が下手だ」
「もっと野山や川、田んぼであそんで
上手に泥だらけになるようにしようね」
と励ましの言葉を送られたのが印象的でした。

子どもたちから、3回の観察会を通した感想では、
「班で協力して調べたのが楽しかった」
「もっと周りの自然のことを知りたい」
「御調の自然を守っていきたい」等、
それぞれ得るものがあったようで、嬉しかったです。


今年も、JAの職員さんや食農教育事業、
学校の先生方や地域の方々、
たくさんのみなさんに支えられてできた授業。
大変感謝です。ありがとうございました。



広島ブログ
  1. 2013/03/12(火) 11:41:06|
  2. 観察会
  3. | トラックバック:0
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コメント

私も今日郷に上がって、アカガエルのタマゴを探したら、ひと塊見つけました。また普通の(?)カエルの卵、そしてヒキガエルのタマゴも見て帰りました。もっとよく探せばあるのでしょうが、満足でした。
二十四日の観察会にも都合がつけば参加させてもらう予定ですのでよろしくお願いします。
  1. 2013/03/12(火) 21:27:42 |
  2. URL |
  3. ハナイカダ #-
  4. [ 編集 ]

Re: ハナイカダさま

コメントありがとうございました。

ブログ、見させて頂きましたが、
普通のカエルの卵としていたのは、おそらく
ニホンアカガエルの卵塊ですね。
ニホンアカガエルのは、ヤマアカガエルのと比べて、
ゼリー状のが一卵一卵はっきりしている傾向があります。
最初の写真のは、だいぶ発生が進んでいるので分かりませんが、
ヤマアカガエルのかもしれません。
卵塊で両種を区別するのはなかなか難しいです。

ヒキガエルなど、繁殖期になると体の色が変わるものがあるようです。
ヒキガエルだとオスが黄土色っぽく、メスは赤っぽくなりますね。

アカガエル類もヒキガエルも、近年少なくなってきてるので、
貴重ですね。

24日、お待ちしています。
  1. 2013/03/13(水) 14:30:14 |
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  3. 自然観察園管理人 #-
  4. [ 編集 ]

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