せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

カヤネズミの観察会を行いました

今日はお隣の尾道市御調町で、地元小学生と
カヤネズミの観察会を行いました。

10月には赤トンボの観察会を行い、今年度2回目の観察会。
赤トンボの観察会のようすはJAだよりにも載っていたらしく、
学校で事前に軽く復習もしてきてくださり、嬉しかったです。

まず、
この地域にはどんな動物(哺乳類)がすんでいるのだろう?
ということで、世羅台地で行っている
環境省の『モニタリングサイト1000里地調査』事業の
「哺乳類調査」で、赤外線センサー付カメラを仕掛けて撮った
写真を見てもらいました。
併せて、御調でその動物を見たことがあるか?
児童50人に手を上げてもらうと、
・イノシシ:8割(の子が御調で見たことがある)
・ニホンジカ:3割
・ニホンザル:全員!!(授業中、校庭に来ていたらしいです・・・)
・キツネ:5割
・タヌキ:8割
・アナグマ:0(存在を知らなかったようです。知名度ゼロ)
・テン:1割
・ノウサギ:4割
といった感じでした。
イノシシやタヌキは夜、車に乗っててよく出くわしますからね。
この他、コウモリ類、ネズミ類、ネコ、アライグマ
今までに写っています。

その後、カヤネズミの暮らしや
カヤネズミの暮らすカヤ原(草地・あぜ)の大切さ、
私たちの暮らしとの関わり、等について学んでもらいました。
先日つくった私作 カヤぐるみ2号も大活躍です。
次は実習。
実際にカヤネズミの巣を探しにレッツ&ゴー!


カヤネズミ観察会

探したのは2枚の休耕田。
すぐに見つかりました。


カヤネズミ球巣

あんな小さなネズミがよく器用につくるなぁと感心です。
50人で30分、計28個の球巣を見つけることができました。
内2個は、まだ中に子どものカヤネズミがおりました。
ちなみに、昨年の観察会では、調査場所は今回と異なるものの、
4個という結果。
かなりの数を見つられたので、驚きました。

空の球巣を、学習用に数個持ち帰って
分解してみました。
巣の内側は、カヤの葉がさらに細く割かれ、
ススキの綿毛も敷き詰められてます。
子どもたちのため、カヤネズミのお母さんが用意した
ふかふかのベットです。
(色合いのおかしい写真しかなくて、すみません・・・)


巣の内側

何かの幼虫(チョウでしょうか?)も巣の中から出てきました。
冬越しにふかふかベットの球巣を利用しているのかも知れませんね。
かわいいウンチも見つけました。


ふん

巣の中でカヤネズミが暮らしていた証拠です。

カヤネズミの存在も知らなかった子がほとんどだったと思いますが、
知ってくれて、上手に巣をつくることに驚き、最後には
「カヤネズミのすみか(草地)を守れるようにしたい」
と感想を言ってくれた子もいて、嬉しかったです。
家に帰ってまたカヤネズミが話題になるといいな。

この小学校での取り組みも4年目になりますが、
子どもたちも先輩から前年のようすなど、いろいろ聞いているようです。
先生方とも、去年はあぁだったねぇ、等と
話ができるの楽しみも増えてきました。

なお、この取り組みは地元の農協、
JA尾道市 御調営農センターの方と一緒に、
食農教育支援の事業等を活用して、続けられてきています。
地域の方々や学校との調整などもして下さり、お蔭様で
スムーズな観察会、学習ができています。
みなさまに支えられて、感謝です。



広島ブログ
  1. 2012/12/19(水) 20:43:03|
  2. 観察会
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