せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

水田魚道ワークショップを行いました。

11月7日(月)に、田打地区のビオトープ「ビオトーチ」で
水田魚道ワークショップが行われました。
地域の農地水活動組織の方など約20人が参加。
実際に設置作業を行いながら、
水田魚道の設置方法やその効果について学びました。

水田魚道

1つ目は、ため池と田んぼをつなぐ水田魚道。
ヒヨセや田んぼで増えたメダカやドジョウが、落水と一緒に
ため池に落ちますが、ため池からは上がって来れません。
将来的には、上流部の魚の遺伝的多様性が失われ、
いなくなってしまう可能性もあります。
水田魚道をつけて、水域のネットワークができれば保たれます。


水田魚道

田んぼの法面に、角度が10%以下になるように設置。
堰板を千鳥になるようにつけて、魚たちが上りやすいようにしています。


波付ポリエチエン製U字溝

主な資材は、
波付のポリエチレン製U字溝。
コンクリート製のU字溝を運べないような山間部などで、
人力で持って上がれる軽い資材として流通しているようです。
1本2mで9,000円ほどだそうです。

2つ目は、水路と田んぼをつなぐ水田魚道。

水田魚道

水路は魚などが住めるように、水位を確保できるよう工夫しており、
タモロコが1匹住み着いているそうです。
コンクリの一部をはがして、手積みの石垣まで用意して
設置を待って頂いていました。

設置した田んぼは今シーズンは大麦を作付けしており、
来年夏は大豆を植える「稲・麦・大豆2年3作」を行う予定だそうです。
水田魚道の本領が発揮されるのは再来年になりそうです。
ため池につけたのは、ヒヨセとつながっているので、
すぐにでも上ってくるとは思います。

ちなみに、
全国的に注目されている水田魚道ですが、
広島県での設置事例はとても少ないようです。
町内では2ヶ所目ですが、もしかしたら、
先の研修会で尾道市御調町に付けたのを併せて、
県内で3ヶ所目なのかもしれません・・・。

今後の経過が楽しみです。



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  1. 2011/11/10(木) 09:52:42|
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