↑整備に参加して下さったサポーターズと福山大学海洋生物学科阪本研究室のみなさん
12月恒例の貧栄養湿地の整備を行いました。
(春からフェイスブックの投稿だけで済ませていましたが、投稿を再開します)
↑サギソウが好きな貧栄養状態を保つためには、草刈りと刈草を湿地の外へ持ち出すことが欠かせません。
参加していただいたのは、サポーターズクラブと福山大学海洋生物学科の皆さんを合わせた総勢22名です。
↑整備中の林内から刈った木を持ち出していきます。福大のみんなありがとう!
いつもの湿地の草刈りに加え、今回は春から進めている林内の整備行いました。
鬱蒼とした林を、昔のような林床まで日の光が届く明るい森に戻すことが目標です。
福山大学阪本研究室の阪本先生と同研究室の4年生の皆さんに協力してもらい、刈り払って林内に集めておいた木々を外に持ち出す作業を行いました。
↑見つかったアキサンショウウオ。最近の研究でカスミサンショウウオは9つの種に分類されることになりました。この日整備作業に参加していただいた福山大学阪本研究室が行ったDNA解析の結果、自然観察園に生息しているのはアキサンショウウオであることが分かりました。
作業は2時間ほど行い、そのあとはカスミではなくなったアキサンショウウオを林内で探しました。
探したポイントはサンショウウオが産卵場所としていつも利用している水辺の近くです。
結果、成体3頭、今年生まれの未成熟の個体1頭を見つけることができました。
↑最上級の猪肉をたっぷり入れたトマト鍋。キノコとトマトの水煮いがいは肉も野菜も全部世羅産。
↑猪肉のバーベキューも堪能しました。
↑トマト鍋の材料。右下の赤いのが猪肉
整備作業の後はランチタイム。
猟友会の堀川隊長にご提供いただいたイノシシ肉を使ったバーベキューとトマト鍋です。
数日前に捕獲したという猪肉はとびきり上等の味で、あっという間に6キロ近くの肉がみんなの胃袋に収まりました。
次回のセミナーは2020年2月2日(日)。
「エヒメアヤメの里山を整備しよう」です。
ひろしま森づくり安全技術・技能講習推進協議会「ひろ森自あん」との共催で、チーェンソウを使った安全な里山整備について学びます。
子どもたちには生き物探しや森の遊びで楽しんでもらう予定です。(現時点での予定です。詳細は12月末までに確定します)
1.日時:2020年2月2日(日)9:00~12:00
2.場所:せら夢公園自然観察園
3.内容:
①チェーンソウを使った安全な伐倒、里山整備についての実習
②森遊び、自然観察(子どもたちには生き物探しや森の遊びで楽しんでもらいます)
4.対象:
①チェーンソウを普段使っている方、薪ストーブユーザーなど
②森で遊ぶ方はどなたでも
5.申込み・参加費:近日中にアップします。
Author:自然観察園管理人
2016年4月に二代目"せら夢公園"自然観察園管理人を拝命致しました。家は隣町・尾道市御調町、五反(50a)の田んぼでお米を作る農家もやってます。
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