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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

シラヒゲソウの雄蕊(おしべ)

shirahigesou20180912kansatsuen2.jpg
↑シラヒゲソウ

シラヒゲソウが開花しました。

7月の豪雨で生息場所の一部が土砂で埋まったので心配していましたが可愛い花が咲きました。

花びらの縁が糸状に切れ込んでいる姿を髭に擬えたのが名の由来の様ですが、写真をアップで見てみると他にも面白い作りになっていることに気づきます。

それは雄蕊(おしべ)。

黄色い粒を先端に付けている雄蕊が15本ほどあるように見えますが、これは仮雄蕊といって黄色い粒は花粉ではなく虫をおびき寄せるための”腺体”とのこと。

本当の雄蕊は仮雄蕊の内側に雌蕊(めしべ)に寄り添う(?)ように5本あり、時間の経過とともに腕を伸ばすように花びらと花びらの間に順次開いていきます。

写真でいうと、雌蕊の周りにあるクリーム色の塊が雄蕊のさきについた葯です。4つしかないように見えますが、もうひとつは右上に伸び先に灰色の塊がついているものが5つ目の雄蕊です。

この開いた雄蕊の数で開花からの時間の経過がわかるようです。

同じ株ですが、開花から時間が経過し、すべての雄蕊が開ききると下の写真のようになります。上の写真と違い雌蕊から葯が離れています。
shirahigesou20180912kansatsuen.jpg
↑雄蕊が開ききったシラヒゲソウ

ちなみに、この時点で雌蕊の先から柱頭がのぞいていません。

これは自家受粉を防ぐ工夫といわれています。
  1. 2018/09/13(木) 16:36:13|
  2. カエル
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