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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

世羅西中学校3年生「世羅の自然・歴史探究学習」

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↑偶然、羽化したばかりのオニヤンマに遭遇し感動しているところ

6月20日(木)、世羅西中学校3年生が「世羅の自然・歴史探究学習」のために自然観察園を訪れました。

学習の目的は、「世羅の自然を学び、自然との共生を考える」というものです。

園内を案内する前に、「自然って何?」と聞いてみました。

まず帰ってきた答えは、「人の手が加わっていない状態」というものでした。

答え合わせは園内見学のあとにすることにして、まずは自然観察園に出発。

途中、自然観察園の入口でヒョウモンモドキの写真撮影に来たというご夫婦と出会いました。聞けば茨城県から来られたとのことで、30年前に見たヒョウモンモドキをもう一度見たくてここにたどり着いたとのこと。

ご夫婦もお誘いして、
トンボ池のほとりの雑木の枝に産み付けられたモリアオガエルの卵塊、湿原のハッチョウトンボ、羽化したばかりのオニヤンマなどを観察し、そのあとみなさんをヒョウモンモドキの飼育ハウスの中に案内しました。

最盛期を少し過ぎて数も減っていましたが、実物を始めてみる中学生はヒョウモンモドキに興味津々です。
飼育施設内のチョウを見てもらいながら、チョウの一生やヒョウモンモドキの保護活動について説明しました。

現在の生息地はキセルアザミが群生する耕作放棄田だということ、この生息地を守るための最も重要な作業が草刈りであることを説明しました。

また、耕作放棄田になる前の手入れが行き届いた田んぼの畦にはノアザミが花を咲かせ、土や石積みでできた水路や水がしみだす林縁にはキセルアザミガ茂り、こうした人の手が入った場所でヒョウモンモドキは命をつないでいたことも話しました。

茨城県からこられたご夫婦からは、「たくさんいたヒョウモンモドキが、まさか30年たってこんなことになるとは思いもしなかった。身近な自然の魅力を知り、それを皆さんの手で守ってください」と話していただきました。


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↑茨城県からはるばるお越しいただいた元昆虫少年の遅沢(おそざわ)さんと奥様(写真中央)


案内が終わった後にもう一度3年生に自然についてたずねると、「身近な場所の自然は人の手が加えられることで守られてきたことが分かりました」と、答えが返ってきました。


  1. 2018/06/21(木) 17:31:32|
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