せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

葉無し花無し、ヒガンバナ(彼岸花)


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▲チガヤの草紅葉が映える土手の法面で青々と茂るヒガンバナ(彼岸花)の葉

雨上がりの朝、我が家の田んぼの脇でヒガンバナが冬の日差しを独り占めしています。

ヒガンバナには1,000もの呼び名があるようですが、そのひとつが”葉無し花無し”。

文字通り、花が咲いているときには葉はなく、葉は花が終わってから芽を出すヒガンバナの姿を表す呼び名です。

葉は他の草が成長を始めるころになると枯れはじめ、9月、花芽が出始めるころまで地上部には何もありません。

管理人の住んでいる尾道市御調町では、町の中心部から府中市方面にかけての御調川の土手にたくさんのヒガンバナが群生していて、毎年彼岸の頃にはヒガンバナのお花畑が出現します。

誰かがヒガンバナを増やそうと手入れしているのかというと、そうではありません。

国土交通省から御調川の土手の草刈りを請け負っている業者が、ヒガンバナが芽を出し始める前に毎年草刈りを続けてきたことが、期せずして今の景観をつくったのだと管理人は思っています。

ヒガンバナは、この時期の草刈りのおかげで、刈られることなく花を咲かせ、あとから出てくる葉は冬の日差しを独り占めしています。

冬の間、たくさんの栄養が球根に蓄えられると、球根は分球してヒガンバナはどんどん増えていきます。

こうしたことが毎年繰り返され、見事なヒガンバナのお花畑が現れたのでしょう。

今年は請け負った業者が代わり草刈りの時期が例年より遅れました。このため例年と比べい少し残念なヒガンバナのお花畑になったようで思います。

業者が国から請け負った仕事は草刈り、手を抜いているわけではありませんが、農家が行う草刈りであれば、もうすこし違った仕事になたと思うのですが・・・

ちなみに、今回紹介した土手の法面の草刈りは管理人の仕事です。

もちろん、ここでのシーズン最後の草刈りは8月のうちに済ませています。

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▲上の写真と同じ場所のヒガンバナ(9月28日)

  1. 2016/12/23(金) 10:01:22|
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