せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

心ときめく、秋のきのこ観察会!その3(毒キノコ編)

  
心ときめく、きのこ観察会の報告その3”毒キノコ編”をお届けします。

観察会で一番たくさん採れたのは、みんなが楽しみにしている食べられるキノコではなく、毒キノコです。

今回はせら夢公園で採れる毒キノコの数々をご紹介します。

なお、毒の強さ・性質については「日本毒のキノコ」(学研)を引用して表示しておきます。
▼いろいろな症状が同時に起きて、放っておけば死に至るもの
dokuro.jpg 
▼いろいろな症状が同時に起き、かなり危険なもの
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▼胃腸系の中毒を起こすもの
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▼神経系の中毒を起こすもの
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▼酒といっしょに摂取すると中毒を起こすもの
sake.jpg 
▼その他注意すべきもの
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▼ヘビキノコモドキ(蛇茸擬)テングタケ科kyuukyuusha.jpg

指をさしている部分の縞模様が特徴。
中毒症状はタマゴテングタケと類似していて、おう吐、下痢、腹痛になりいったん収まるものの、4日~7日後に肝臓肥大、黄疸、胃腸など出血などがおこり死に至るとある。
怖っ!
hebikinokomodoki20161008yumekouen.jpg

▼クロハツ(黒初)ベニカケ科kyuukyuusha.jpg unchi.jpg
以前は火を通せば食べられるとされていたが、火を通しても食べないほうが無難な毒キノコに見直された。
kurohatsu20161008yumekouen.jpg

▼ キイロイグチ(黄色猪口)イグチ科unchi.jpg
悪心、めまい、おう吐などの胃腸系の中毒症状を起こす。
”イグチ(猪口)には毒キノコはない”というのは大きな間違い。
kiiroiguchi20161008yumkouen.jpg

▼ クサウラベニタケ(臭裏紅茸)イッポンシメジ科kyuukyuusha.jpgunchi.jpg
胃腸系と神経系の両方の中毒を起こす。
その2」で食べられるキノコとして紹介したウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地)にきわめてよく似ているので、東北地方では「名人泣かせ」とも呼ばれている。
素人は手を出さないほうがよさそう。
kusaurabenitake20161008yumekouen.jpg

▼ニガクリタケ(苦栗茸)モエギタケ科dokuro.jpg
どくろマークが示す通り、猛毒のキノコ。
「日本のきのこ」(山と渓谷社)では、佃煮ににして食べた家族のうち両親を除いた5歳から13歳までの4人の子どもが死亡した事例が紹介されている。
同じニガクリタケ属のクリタケ(栗茸)は炊き込みご飯やリゾットなどお米を使った料理と相性の良い美味しいキノコとある。
間違って食べたら大変だ。
nigakuritake20161008yumekoun.jpg 

▼ドクツルタケ(毒鶴茸)テングタケ科dokuro.jpg
前述のヘビキノコモドキと同じでタマゴテングタケと同じ中毒症状が出る。
dokutsurutake20161008yumkouen.jpg 

▼アカイボクサタケ(赤疣傘茸)イッポンシメジ科bikkuri.jpg
「胃腸系の中毒症状を起こすらしいが詳細は不明」日本の毒きのこ(学研)
akaibokasatake20161008yumekouen.jpg 

▼ドクベニタケ(毒紅茸)ベニタケ科unchi.jpg
どの部分も辛みが強い(毒でも味の記述のあることがすごい)。
見た目は可愛いのに毒キノコとは残念!
dokubenitake20161008yumekouen.jpg 

▼オオオニテングタケ(大鬼天狗茸)テングタケ科
開いた傘の径は20㎝超、柄は固くずっしりしている。
図鑑には載っていないが、毒キノコとのこと。
ooonitengutake20161008yumekouen4.jpg  

▼ タマシロオニタケ(玉白鬼茸)テングタケ科kyuukyuusha.jpg
生えたばかりの幼菌はオオシロテングタケの幼菌のように下膨れの可愛い形。
tamashiroonitake20161008yumekouen.jpg

▼サマツモドキ(早松擬)キシメジ科 unchi.jpg
「食用とされてきたが中毒例もあり注意が必要」日本の毒きのこ(学研)
サマツで思い起こすのは梅雨の頃にでるマツタケの呼び名「サマツ」。
それに似ているということか?
samatsumodoki20161008yumekouen.jpg

▼コテングタケモドキ(小天狗茸擬)テングタケ科unchi.jpgmemai.jpg
胃腸系、神経系の両方の中毒を起こす。
kotengutakemodoki20161008yumekouen.jpg


  1. 2016/10/12(水) 13:48:35|
  2. きのこ
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