せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

草刈り人の目標


kurogawa20160819ike.jpg
▲自然観察園が目標にしている溜池の堤

今日は草刈りをお休みして黒川の溜池に行ってみました。

この場所は過去のブログでも紹介されていて、管理人も10年ほど前から知っている大好きな場所です。

田んぼの稲は穂を垂れ色づき始めていました。

目指す溜池には、昔と変わらず、たくさんの花が咲いていました。

この池は江戸時代には既に造られていた古いものですが、今では水は貯まらず、溜池としては利用されていません。

しかし、今では希少となったキキョウやオミナエシが、ワレモコウ(吾亦紅)やハギ(萩)、ススキ(芒)などとともに池の堤を覆っていました。

かつては池の底で、今では湿地となってる場所には、サギソウ(鷺草)やホザキノミミカキグサ(穂咲きの耳掻草)、サワギキョウ(沢桔梗)を見ることが出来ます。

kurogawa20160819ike2.jpg
▲ワレモコウの向こうにはサギソウが咲く湿地が広がっている。

使われなくなった溜池とはいえ、草刈りが行われているからこそ、秋の草花も絶えずに残っています。

この池より更に上部ある溜池は昭和になって造られた物のようですが、堤にはキキョウ、オミナエシ、ワレモコウ、ハギなどがたくさん咲いていました。

こちらの池の堤も年に数回草刈りが行われているようです。

kurogawa20160819ike3.jpg
▲現役の溜池の堤にもキキョウ、オミナエシ、ハギ、ワレモコウが普通に咲いている。

また、別の池には、これまた希少なヤマトミクリ(大和実栗)が自生しています。

yamatomikuri20160819kurogawa.jpg
▲溜池に自生するヤマトミクリ。

一方、田んぼの畦はというと、こちらは丁寧に草が刈られていて、大部分がチガヤ(茅萱)で覆われています。

kurogawa20160819tanbo.jpg
▲田んぼの畦はチガヤの草原

池の堤と比較すればよくわかりますが、秋の七草などを増やそうと思うと、草刈りの頻度はかなり少なくする必要があります。

まだまだ草刈りが続く自然観察園ですが、闇雲に刈るのではなく、今日訪れた黒川の溜池の堤のような状態を早く実現したいと思っています。





  1. 2016/08/19(金) 17:01:53|
  2. 公園管理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<キセルアザミ(煙管薊)が生えた農業用水路 | ホーム | オミナエシ(女郎花)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://0847254400.blog134.fc2.com/tb.php/1400-c73b7f8a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)