せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

土着天敵「ヒメハナカメムシ(姫花亀虫)」を増やすバジル


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▲農業講座の展示圃を引き受けて下さった世羅町青水の下原さん

来週7月21日(木)は”ゆめ農業”先端的環境保全型農業技術講座の第3回、天敵を増やす畑の技術について研修して頂きます。
座学のほかにも、実際の圃場も見学しますので、今日は、下見をしてきました。

見学するのは、世羅町青水の下原さんのナス畑です。

下原さんは以前より、畑の周囲に天敵の棲みかとなるソルゴーを植えていましたが、さらに、講座の講師を派遣して頂く広島県農業技術センターより提供されたバジルをナスの畝の両端に植えて頂いています。
畑に足を踏み入れると、バジルのいい香りがします。

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▲ソルゴーとバジル(畝の右端)を植えたナス畑

ソルゴーやバジルは、ナスの害虫であるハダニ(葉蜱)やアザミウマ(薊馬)類を食べる土着の天敵「ヒメハナカメムシ(姫花亀虫」を増やす効果のある植物です。

カメムシと聞くと、あの臭いカメムシ(御調や世羅ではハトウジともいいます)を思い浮かべてしまいます。あの臭い奴は草食系、どちらかと言えば害虫に多いタイプですが、ヒメハナカメムシは肉食系のカメムシです。
体長2mmほどの小さなカメムシですが、なかなか頼りになるヤツです。

下原さんの畑では、苗を植え付ける際には植え付けの穴に殺虫剤を使用していますが(聞き間違いで使用していないとのことを後日確認しました)、それ以降、農薬は使用していないとのこと。
1ヶ月ほど前にマムシ(蝮)に噛まれて支柱を設置する作業が遅れているとのことでしたが、ナスは葉も実も綺麗です。
ヒメハナカメムシは確認できませんでしたが、天敵温存植物の効果かもしれません。

詳しくは、講座のあとにご報告しようと思います。

  1. 2016/07/15(金) 18:24:51|
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