せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

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コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)


kobanotonbosou20160630kansatsuen.jpg
▲貧栄養湿地エリアに群生するコバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)

今日は朝から自然観察園でイノシシ(猪)対策の電気牧柵の設置。
ここ数日、地面を掘り返した跡が目立つようになったので、急いで作業を始めました。
貧栄養湿地の柵は設置済みなので、今日の現場は湿生花園周辺です。

電気牧柵を張る場所の草を刈り、柵を設置していきます。
連日の草刈りで少々バテ気味ですが、これをやっておかないと湿地も湿地の畦も滅茶苦茶にされてしまします。

草刈りを終えたところで昼になり事務所に戻ると、電話が鳴りました。
「コバノトンボソウは咲いていますか?」
という問合せです。

ここのところ、雨が上がるたびに、湿地には目もくれず草刈り三昧の日々が続いていましたから、すぐには返事ができません。
連絡先を聞き、湿地へ向かいました。

と、気づかないうちにたくさん咲いているではありませんか。
さっそく事務所に戻り、そのことをお伝えしました。

コバノトンボソウはラン(蘭)の仲間。
ランやスミレなどの花には距(きょ)と呼ばれる蜜腺のある袋があって、コバノトンボソウの距は長くて反り上がっているのが特徴的です。
和名は、長い距をトンボの腹(胴体の長い部分)に、花びらを翅(はね)に見立てたことに由来します。
また、同じ仲間にオオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)というのがあるそうで、コバノトンボソウの茎には、小さい鱗片状の葉が一枚だけついているので「小葉の蜻蛉草」と名付けられました。

同じ湿地には本物のトンボ、ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)の姿もたくさん見ることができます。

hacchoutonbo20160630kansatsuen.jpg
▲ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)のオス

開花期間は6月から8月頃まで、と長いので、ハッチョウトンボ共々、しばらく観察できそうです。
  1. 2016/06/30(木) 14:25:50|
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