せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

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カブトエビ(兜海老)


kabutoebi20160601.png
▲水の取り入れ口に群がるカブトエビ(兜海老)。オタマジャクシ(御玉杓子、蛞)ではありません。

五日ぶりの更新です。
実は先週末に田植えをしました。
田植えが済むと農繁期も終わりとなるのが一般的ですが、我が家は引き続き田んぼの仕事が目白押しです。
農薬も化学肥料を使わない米づくりを行ために、10年以上、田植えが済んだ田んぼにはアヒル(家鴨)の雛を入れていますから、アヒルをキツネ(狐)や野良犬などの外敵から守るために、田んぼの周囲を網と電機柵で囲んでやらなくてはなりません。
この作業を、休日と出勤日の朝夕に少しずつやっています。
というわけで、連日田植えの終わった田んぼへ通っていて、ブログを更新する余裕がありませんでした。(言い訳)

ところで、田植えの終わったばかりの田んぼでは、早くもいろんな生き物が現われています。
そのひとつが、今日紹介するカブトエビ(兜海老)です。
海老という名前がついていますが、海老の仲間ではなくて、どちらかというとミジンコに近い生き物です。
2億年前の地層で化石が見つかっているので、生きた化石ともいわれています。
もともと日本にはいなかったようで、ここ100年ほどの間に、日本で確認されるようになりました。
アメリカカブトエビ、アジアカブトエビ、ヨーロッパカブトエビの3種類がいますが、見分け方がわからないので、うちの田んぼにいるのはどの種類かわかりません。

毎年田んぼに水を入れると卵から孵って、ひと月ほどたつと姿を消します。
その間、草の芽を食べたり、泳ぐときに土をまきあげ水を濁らすので、雑草を抑える働きもしてくれて、なかなかいいヤツです。
ですが、田植えをしないで種もみを田んぼに播いて米づくりを行うアメリカでは、カブトエビは籾から出た芽を食べてしまうので害虫として扱われています。
もともとは砂漠などの乾燥地帯の生き物なので、卵は乾燥に強く、水の無い田んぼで冬を越し、田んぼに水が入ると孵化するというサイクルを繰り返しています。
砂漠の生き物がどうやって日本にやって来たのかは定かではないようですが、卵が農産物に紛れてやってきたとか、進駐軍の靴の裏に卵がついていたとか、はたまた、黄砂と一緒に卵が飛んできたとか、諸説あります。

今のところ、雑草以外の他の生き物に悪さをするようなことは確認されていないので、オオクチバスやウシガエルの様な扱いをする必要はなさそうですが、そうはいっても外来種、さて、どうしたもんじゃろのう・・・・・
 

  1. 2016/06/04(土) 17:26:06|
  2. 動物(外来種)
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