せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

田んぼ食堂のご常連(トビ、カラス、スズメ、セグロセキレイ、カルガモ)

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▲レンゲを植えた管理人の田んぼ。”田んぼ食堂”準備中の様子です。

管理人は五反(5,000㎡)ほどの田んぼで農薬も化学肥料も使わないお米を栽培しています。
今週末には田植えの予定で、出勤前、帰宅後、休日と、連日トラクターで田んぼに入っています。
田植えには助っ人も呼んでいますから、なんとしても土曜日までに間に合わせなくてはなりません。
そんな忙しい毎日が続いているのですが、単調な作業を和ませてくれるのが生きものたちです。
レンゲの田んぼをトラクターで耕していると、様々な鳥たちがやって来ます。
トラクターの上から見ていると、レンゲの茂みの中に隠れていたクモ、テントウ虫、バッタの仲間、カエルたちが驚いて次々に飛び出してきます。ヘビやカヤネズミも飛び出します。
鳥は、こうした生き物を目当てにやって来るのです。
というわけで、今年も”田んぼ食堂”の開店とあいなりました。

この”田んぼ食堂”で、毎年いい仕事をしてくれているのがレンゲです。
ご存じのとおり、マメ科の植物であるレンゲ(蓮華)は、根に根粒菌と言う微生物が住みついていて、この菌が取り込む空気中の窒素はレンゲの肥料となります。このため、レンゲを田んぼにすき込めば、田んぼに投入する窒素肥料を少なくすることができます。
こうした、肥料にするために栽培する植物のことを緑肥(りょくひ)といい、管理人も緑肥として毎年稲刈り後にレンゲの種を播いています。

レンゲの効能はそれだけではありません。
二酸化炭素を吸収する上に、たくさんの生き物に棲みかを提供してくれます。
レンゲが多くの生き物のエサになり、さらにレンゲを食べる生き物は、それを食べる生き物を養います。
そして、この時期、田んぼの食物連鎖の頂点に君臨(ちょっとオーバー?)するのが、田んぼにやってくる”鳥”というわけです。

というわけで、休日だった昨日と今朝、田んぼ食堂にご来店頂いたご常連を紹介しておきましょう。

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▲トビ(鳶)様。田んぼに降りている姿を見るのは珍しい。ヘビの死骸でもあったんでしょうか?

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▲一番のご常連。カラス(烏)様。いつも仲好くお二人でご来店。一番のお気に入りはカヤネズミ。

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▲スズメ(雀)様。お米もお好きですが、今の季節は草の実、虫やクモもお召し上がりです。

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▲セグロセキレイ(背黒鶺鴒)様。まだお若いようです。

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▲集団でお越しのカルガモ(軽鴨)

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▲鳥たちのお目当てのひとつがクモ(蜘蛛)。水の上を走るところを狙われる。
ツバメは水面すれすれに飛んでさらっていっきますが、動きが早くて撮らせて頂けませんでした。

  1. 2016/05/26(木) 14:29:19|
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