せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)


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▲自然観察園の湿地に現れたショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)

今日は朝から自然観察園の草刈りです。
湿地ではハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)の羽化が始まっていて、草を刈っていると目の前の草にたくさんのハッチョウトンボが群がってきます。
と、真っ赤なトンボを発見。
ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)のオスです。
赤い色をしていますが、いわゆる赤とんぼの仲間ではありません。
オスは縄張りを持ち、縄張りの周囲を哨戒飛行します。

名前は、伝説上の生き物、猩猩(しょうじょう)から来ています。
猩猩は顔と足は人に似て髪は赤く長く垂れ、酒を飲んでも顔色ひとつ変えないとされています。

このことから、赤い色をした生き物には、ショウジョウトンボ以外にも”猩猩”を冠したものが多くいます。
自然観察園で4月に花を咲かせるショウジョウバカマのショウジョウも猩猩のことです。
花は真っ赤ではありませんが、ピンクの花を猩猩に、地際についた葉を袴(はかま)にみたて、この名がつけられています。

甘い果物にたかるショウジョウバエ(猩猩蠅)のショウジョウも猩猩です。
こちらは、ショウジョウバエの仲間の中には赤い眼を持つものがいることに加え、酒などにたかることから、酒飲み妖怪でもある”猩猩”の名がつけられました。

ショウジョウトンボは平地の田んぼや都市の公園の池でも普通に見られ、5月から6月にかけて現れる赤いトンボは、赤トンボではなく、このショウジョウトンボです。

自然観察園のトンボは、これから種類も数もどんどん増えてきます。
6月5日(日)は”ひろしま「山の日」県民の集い”がせら夢公園で開催され、
この日、午前10時から自然観察園では観察会を行います。
たくさんのトンボが皆さまのお越しをお待ちしています。

  1. 2016/05/22(日) 16:47:31|
  2. トンボ
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