せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

雨の”ビオトーチ”


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▲”ビオトーチ”の東屋とオレンジの花を咲かせたレンゲツツジ(蓮華躑躅)

6月にせらワイナリーや自然観察園で開催する農業講座の打合せのために、世羅町田打にある農事組合法人さわやか田打(とうち)を訪問しました。
さわやか田打では田植えが始まったばかり、忙しい中、お時間をとっていただきました。

農業講座は全5講座、それぞれ、環境保全型農業、生物多様性をテーマにしていて、
ここ田打では、”生き物を守る田んぼの技術”の見学を行う予定にしています。

(農)さわやか田打の事務所で組合長や役員の方々との打合せのあと、実際に見学する”ビオトーチ”を覗いてみました。
”ビオトーチ”は、さわやか田打の組合員が中心となって田打地区につくった広大なビオトープの名前です。

ビオトーチの面積は水田だけで約1ヘクタール、田んぼ周辺の里山やため池をなどを含めるとさらに広い範囲で生き物の生息しやすい環境が地元の方々によって整備されています。

湿地として再生された耕作放棄田では、ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)やモートンイトトンボ(モートン糸蜻蛉)の羽化が始まっていて、雨の中でも、たくさんのトンボが観察出来ました。

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▲ハッチョウトンボのメス

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▲ハッチョウトンボのオス。赤く成熟するのはもう少し先です。

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▲モートンイトトンボのメス(未成熟)

また、畦では、昆虫のために刈り残されたノアザミ(野薊)が咲き始め、オレンジ色のレンゲツツジ(蓮華躑躅)も満開でした。

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▲いろんな昆虫の蜜源となるノアザミ

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▲レンゲツツジ。綺麗な花ですが毒があります。

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▲ため池と上の水路を魚が行き来できるように設置した水田魚道

ちなみに、このビオトーチはどなたでもご覧いただけます。
行ってみたい方は、お問い合わせください。
ただし、今は田植えの最盛期ですので、農作業の邪魔にならにようにマナーを守って散策してください。

ところで、農業講座の名称は少々硬いんですが、「”ゆめ農業”先端的環境保全型農業技術講座」。
近々にこのブログでもご案内しますので、みなさん是非ご参加ください。

  1. 2016/05/10(火) 15:27:07|
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