せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

田んぼと水路の生きもの観察

昨日は、おとなり御調町で、子どもたちと
田んぼと水路の生きもの観察を行いました。
町の中心を流れる御調川沿いの田んぼ。


田んぼ

毎年、夏休み前後に2回、
田んぼと水路、そして御調川の生きもの観察を行っています。


まずは田んぼの生きものたち

コシマゲンゴロウのオスが見つかりました。


コシマゲンゴロウ♂

ゲンゴロウのなかまの幼虫も。
成虫も見つかった
コシマゲンゴロウのでしょうか。


コシマゲンゴロウ?

他にも、
トノサマガエル、ヌマガエル、アマガエル、
クロスジギンヤンマのヤゴ、赤とんぼのヤゴ、
ウスバキトンボのヤゴ、ハグロトンボのヤゴ、
コガムシ、ヒメガムシ、マツモムシ、コオイムシ類、
アメリカザリガニ、ヌマエビ類、シマドジョウ、ヒル類、
などが見つかりました。

続いて水路の生きものたち

ミズカマキリのメスが見つかりました。


ミズカマキリ


特定外来生物の通称“ブラックバス”
オオクチバスも捕まりました。


オオクチバス

飼育や運搬、野外への放つこと等が、
外来生物法により禁じられていますので、
観察後は適切に処理しています。

今年もタモロコを観察できました。


タモロコ


他にも、
シマドジョウ、カワニナ、タイワンシジミ、ヌマエビ類、
ハグロトンボのヤゴ、クロスジギンヤンマのヤゴ、
シオカラトンボのなかまのヤゴ、トビケラのなかま
などが見つかりました。

田んぼと水路で
シマドジョウやハグロトンボのヤゴなどは共通して見られ、
田んぼより水路で多く見られたことから、
田んぼから水路への水と生きものの移動を
感じてもらうことができたのではないかと思います。

観察した田んぼと水路が直結している訳ではないのと、
シマドジョウやハグロトンボのヤゴは主に川の生きものである
のですが・・・。

田んぼに水が入ると、生きものたちで賑わう姿を
大なり小なり感じますが、そうした
生きものたちが、どこから、どうやって、田んぼにやってくるのか
考えてみることが、保全への足がかりの1つになるのではないかと思っています。




広島ブログ
  1. 2015/07/01(水) 17:46:25|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんにちは。
いつも見させてもらっています。

いやー,ゲンゴロウ懐かしいです!
ミズカマキリもこの写真を見て思い出しました。

僕が小学校のころは県北の田んぼを駆け回ってましたが
網ですくえば何かが入っていました。
今はゲンゴロウなんてめったに見れないですよ。

自然のままの自然(?)って大切なんですよねー。
  1. 2015/07/03(金) 11:58:04 |
  2. URL |
  3. 週末が晴れなら #-
  4. [ 編集 ]

Re: 週末が晴れなら さま

コメントありがとうございます!

網ですくえば何かが入っていた
当時の田んぼの生きものたちの豊かさが伝わってくる表現ですね。

田んぼの生きものたちも賑やかな時代を知る方々には、
今の田んぼは淋しいかもしれません。

田んぼの生きものたち、田んぼの生態系は
私たち列島に住む人々が1,000年以上の長きにわたり営んできた
田んぼづくり、お米づくりによって育まれてきたものですが、
この半世紀のあいだに
田んぼの作り方やお米の品種、圃場整備、農薬の使い方、などなど
田んぼや農業を取り巻くいろんなことが急激に変わってしまったことで、
こうした自然(?)の豊かさが減ってきているのだろうと思います。

社会情勢を見ると、これからもどんどんと変わり続けて、
田んぼの生きものたちの将来も危惧されていますが、
今の子どもたちにも、
まだある自然を体験してもらい、大切にして、
豊かな時代の経験も伝えてもらいながら、
次の世代につなげていけたらいいなと思っています。
  1. 2015/07/03(金) 13:56:44 |
  2. URL |
  3. 自然観察園管理人 #-
  4. [ 編集 ]

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