せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

りんりんホタル~里山フィールドワーク

7月12日(土)には、ホタル観察会
「りんりんホタル~里山フィールドワーク」が行われました。
サイエンスカフェみつぎのフィールド版です。


サイエンスカフェみつぎ


少し早めにフィールドに出向いて、田んぼの下見。
イネの株には赤とんぼの抜け殻がついていました。


赤とんぼ抜け殻

田んぼで産まれる赤とんぼ。
今年も出会えてよかったです。
近くには赤とんぼの1つ
ナツアカネが見られました。


ナツアカネ

また秋に元気な姿が見られるといいですね。

暗くなる前に、源五郎米の里山めぐり。
田んぼの法面には
ヤブカンゾウが花を咲かせていました。


ヤブカンゾウ

源五郎米の田んぼでは、
ヒヨセにクワイが植えられていました。
ゲンゴロウをはじめとした水生昆虫がたまごを産むには、
たまごを産みつける水草の存在が大事です。
ヒヨセをつくっていること、クワイを植えておられること、
そうした心配りに感動でした。

ヒヨセで見つかった
ミズカマキリ


ミズカマキリ

他にも、クロゲンゴロウやその幼虫、
オオコオイムシの幼虫、マツモムシ、ツチガエル、トノサマガエルなどが見つかりました。

イネの病気、
いもち病についても学びました。


いもち病

夕ご飯には、御調の里山の恵みが詰まった
みつぎ里山弁当!


里山弁当

夕方からは大場信義先生より、
ホタルのお話を聞きました。


大場先生

数年前にモニ1000の講習会でも来て頂いた大場先生。
長年の研究、フィールドワークから
“ホタルからのメッセージ”としてお話頂きました。

ゲンジボタル・ヘイケボタルともに、
西日本と東日本では、発光パターン“ホタルのことば”が違うこと。
西日本では特にヘイケボタルの減少が著しいこと。
ヘイケボタルの生活史と伝統的な水田管理が一致していること。
などなど。
今後の活動のヒントを頂きました。


暗くなったら、実際にホタル散策。
田んぼの周りにはヘイケボタルがたくさん!!
ゲンジボタルも数匹見れて、
オオマドボタルの幼虫も見ることができました!


ヘイケボタルとゲンジボタルは“水辺の番人”
オオマドボタルなどの陸生ホタルは“森の番人”

環境指標としてもホタルは重要ということでした。

以前、ブログでとりあげた
オバボタルの幼虫も陸生のホタル。
大場先生も、これだけ幼虫が一か所で見つかることは珍しいということでした。
それだけ良い環境ということですし、
身近なホタルについても、まだまだ分かっていないことが多いということですね。


日本の原風景のような
田んぼ、里山が広がる世羅台地。
今後も、
いろいろな魅力を発見・発信していけたらと思います。




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