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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

茅葺の竪穴式住居の屋根が完成しました!せら里山楽校(3月16日)

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↑参加者とスタッフ

3月16日(土)、第18回となる”せら里山楽校”を開催しました。

アカガエルの卵やカスミサンショウウオなどを観察した後、茅葺職人・沖元太一さんの指導のもと、茅葺の竪穴式住居の棟を葺きました。

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↑自然観察の講師はサポーターズの長沼さんと臼井さん

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↑福山大学准教授阪本さんにカスミサンショウウオの説明をしていただきました。

福山大学生命工学部准教授阪本憲司さんから、このあたりのものはカスミサンショウウオではなくなり、アキサンショウウオかセトウチサンショウウオのいずれかに分類されることになったと教えていただきました。現在、阪本准教授に同定していただいていますので分かり次第ご報告します。それまではカスミサンショウウオとしておきます。

自然観察では♀のウシガエルに抱き着いたヒキガエルの♂をみつけ、みんな大喜びでした。

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↑成らぬ悲恋のカエルのカップル

ウシガエルは特定外来生物ですから、当然のことながら給食の時間に素揚げにしていただきました。(ヒキガエルは逃がしてやりました)

棟を葺いたので竪穴式住居も一応完成したことになりました(?)

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↑沖元太一さん(手前)の指示で棟を葺きました

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↑子ども達と談笑する沖元さん

沖元さんは建築家を目指して大学院にまで進学し勉強した方ですが、欧州では現代建築にも利用されている茅のすばらしさに魅せられ茅葺職人になったそうです。

現在、西日本を中心に民家や文化財となっている歴史的な建築物の茅葺を手掛け、ワークショップなどでも講師を務め茅葺の良さを伝える伝道師としての活動にも精力的に取り組まれています。

しし汁と炊き込みご飯の給食の後は音楽の時間です。

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↑子ども達の給食は屋根の上

マルベリークラブの宗岡さんとサポーターズの中島さんの演奏に合わせて春のうたをみんなで歌いました。

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↑歌の間も子ども達は屋根の上

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↑うんちの姿勢に見えるけど歌に合わせて踊ってます

時折雨が降る寒い一日となりましたが、お腹も心もまんぷくになって大満足の里山楽校になりました。

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↑竪穴式住居の囲炉裏で餅を焼くの図
 
  1. 2019/03/16(土) 17:24:28|
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夢とんど(2月17日)

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↑激しくも燃え上がる夢とんど

旧暦の小正月は2月19日でした。

というわけで、少し早くなりますが2月17日(日)に恒例の夢とんどを開催しました。

使った竹は園内の自然観察園に自生した真竹(マダケ)です。

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↑着火

お天気にも恵まれ、年男、年女の方々に着火していただきました。


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↑着火すると瞬く間に炎が立ち上る

とんどは中までしっかり竹を詰めていたせいもあって、真っ赤な炎をあげて勢い良く燃えました。

炎がおちついたあとは、残った熾火でお餅を焼いて楽しんでいただきました


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↑熾火で焼いた餅は美味し。


  1. 2019/03/10(日) 10:31:28|
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せら夢公園第2回フォトコンテストの表彰式を開催しました(2019年1月20日)

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↑フォトコンテストの受賞者の皆さん

お天気にも恵まれ、多くの受賞者の方々にご参加いただきました。

受賞作品は公園管理センターに設置してある掲示板に掲示しています。

コンテストは2019年度も開催しますので、みなさんの応募をお待ちしています。

また、過去2年の受賞作品などの写真展を町内の施設で開催することも計画中です。


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↑㈱せらあぐりぱーくの馬場常務が主催者あいさつを行いました。

  1. 2019/03/04(月) 15:30:46|
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サポーターズクラブの湿地整備(2018年12月9日)

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↑ボランティアの皆さん
 
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↑乙女の草刈り(その1)。田んぼの周りではまず見ない風景。

  
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↑乙女の草刈り(その2)

サポーターズの皆さんとサギソウの咲く湿地やエヒメアヤメやササユリの咲く林縁の草刈りを行いました。

ついでに、茅葺屋根の屋根材にするススキをマルベリーの方々に刈っていただきました。

お世話になりました。

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↑エヒメアヤメとササユリの咲く林縁の整備


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↑サギソウの咲く湿地の草刈り。貧栄養を維持するための重要な作業です。


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↑2019年3月16日に開催するせら里山楽校のための茅(ススキ)刈
  1. 2019/03/04(月) 15:29:31|
  2. せら夢公園サポーターズ
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第17回せら里山楽校”どんぐりの木を使いつくそう!”(2018年12月2日)

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↑今回は”一本の木”コナラを伐り倒すことからスタート

第17回せら里山楽校をワイナリーの裏山で開催しました。

今回のテーマは”どんぐりの木を使いつくす”です。

山頂広場の大きなコナラの木を伐り、これを使って木工、薪づくり、椎茸の植菌などを行いました。

伐り倒したコナラを使って、チェーンソウ体験や斧を使った薪割も体験していただきました。

ランチにはマルベリークラブの名シェフ・下(しも)さんが川で釣ったナマズの蒲焼も出てきて、里山を満喫できた一日になりました。

次回第18回せら里山楽校は3月16日(土)、茅葺屋根の竪穴式住居を完成させよう!その2を行います。


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↑倒す方向を決めるのが”受け口”(黄色い丸の部分)


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↑チェーンソウ体験


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↑クラフトに使う部材をチェーンソウで輪切りにしました。万が一の際にチェーンソウの刃から足を守るために防護ズボンをはいています。


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↑薪割体験


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↑”一本の木”・コナラのきり株はベンチになりました。きり株からは新しい芽がふいてコナラは再生します。


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↑作品


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↑作品その2


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↑椎茸のほだ木づくり。ドリルで駒菌を植えるための穴をあける。


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↑ロケットストーブの解説にも興味津々。


swedish torch20181202satoyamagakkou ↑スウェーデントーチ


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↑ナマズを調理するシェフ


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↑ランチタイム


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↑参加者の皆さん

  1. 2019/03/04(月) 13:00:12|
  2. イベント
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アナグマ(2018年2月22日)

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↑園内の箱罠にかかったアナグマ。名前の通り穴掘り用に進化した鋭く長い爪をもつ。

美味いとは聞いていたが逃がしてやることにした。

檻の中でおびえている様子だったが、さすがに野生。

檻の扉を開けてやっても後ろ姿を見せずにじっとしている。

木の棒で押し出そうとすると、すごい勢いで威嚇したあと、脱兎のことく林内へ消えた。

その話をすると、グラウンドゴルフの常連さんから

「うまいんでぇ」

今度かかったら食べてみよう。


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↑檻の中のアナグマ
 
  1. 2019/03/02(土) 17:03:17|
  2. 哺乳類
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冬の空にオオタカ?(2019年2月22日)

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↑自然観察園上空を飛翔するオオタカ?

自然観察園上空で見かけた猛禽。

大きさはほぼカラス大。

自信はないけど、オオタカだろう。

この時期、小型の猛禽もよく見かける。

ハイタカか?

今朝も見た。
  1. 2019/03/02(土) 16:53:08|
  2. 鳥類
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WOOD JOB!GOOD JOB!よくできました。(2019年2月11日)

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↑参加者の皆さん。管理人を含め大半が薪ストーブユーザー。

手間と薪を交換して里山整備を行う。

場所はヒョウモンモドキ飼育ハウスに影を落としていたコナラが生えた林縁。

講師は元森林組合の職員だったサポーターズの橋本さん。

チェーンソウの研ぎから薪にうってつけのコナラの伐倒まで、基本中の基本を教えていただく。

チェーンソウも切れるようになって、薪やキノコのホダ木も手に入り、みんな満足のイベントとなりました。

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↑切れるも切れないも研ぎ次第。森林組合OBの橋本さんより極意を伝授


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↑ヒョウモンモドキの飼育ハウスの日陰をつくっていたコナラを伐倒。ハウスの避けるように伐倒する元プロの技。


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↑倒れる方向を決めるのは受け口とツル。切り口においた橋本さんの軍手を付けた手の先の部分がそれ。ツルとは幹を切り残した部分のことで、木が倒れる際に蝶番(ちょうつがい)の役目をする。


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↑クマさんこと御調町の関口さんによる化石エネルギーを使わないノコギリを使った伐倒

  1. 2019/03/02(土) 15:54:59|
  2. イベント
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アカガエルの卵塊調査

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↑4細胞期の胚(2月20日)。

今年初めての産卵を確認したのが2月6日、その次が2月20日、3回目が2月28日だった。

これまで、モニタリングサイトとなっている尾道市御調町鈴地区の調査場所では268の卵塊を確認している。

せら夢公園でも産卵ペースは同じ。

自然観察園と映眺池でこれまでに確認できた卵塊は118を数える。

2月6日に確認した卵塊は既にオタマジャクシになって泳いでいる。

今日は3月2日、午後は曇りだが午前中は晴れて暖かい。

となると、雨の予報となっている明日には、第4波の産卵があるだろう。

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↑さらに時間が経過するとオタマジャクシのような形に近づく。2月6日頃の産卵か?(2月20日撮影)

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↑産卵第1波(2月6日頃)の卵はオタマジャクシになった。(2月28日)

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↑稲刈りが終わった冬でも水が残るヒヨセ(水田内の水路)は産卵ポイントだが、山林と他の間に三面コンクリート張りの水路があるとカエルは卵を産まない。というより、田んぼに入る前に水路に落ちて這い上がれなくなる。

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↑ヒヨセでなくても水はけの悪い田んぼの水たまりは産卵場所となる。こうした田んぼは田んぼの汎用化で少なくなった。
  1. 2019/03/02(土) 15:51:13|
  2. モニタリングサイト1000
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カスミサンショウウオの卵嚢

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↑カスミサンショウウオの卵嚢

いつもの場所をガサガサしてみると、思った通りカスミサンショウウオの卵嚢を見つけました。

いつもの場所とは、園内の山から湧き出る水が流れる小さな沢の途中の水溜りです。

今年のように雪が少ない冬でも水が切れることがないこの場所をカスミサンショウウオの雌たちが見逃すはずはありません。

そのことをよく知っているオスは、ここでメスを待ち伏せしながら、他のオスにメスを奪われないよう、産卵シーズン中はこの場所を離れません。

カスミサンショウウオは普段山の中で暮らしていますから、今が成体を観察するにはもってこいの季節になります。

6月頃の湿地ではカスミサンショウウオオタマジャクシを見ることもできます。

ところで、今日はいい天気で、明日は雨の予報。

となると、明日の湿地ではアカガエル達の卵塊をたくさん観察することができるはずです。

2月6日に見つかった今シーズン初めての卵はオタマジャクシになっています。

雨の日ならではの生き物たちとのふれあいを楽しんでみてはいかがでしょう。

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↑いつもの産卵場

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↑2月7日に見つけた卵塊は早くもオタマジャクシになっています。(写真は2月28日に尾道市御調町鈴地区で撮影したものです)



  1. 2019/03/02(土) 15:00:28|
  2. 両生類
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