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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

農業体験で生き物観察をやる理由

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↑世羅町黒川「農事組合法人くろがわ上谷」の農業体験での生き物観察(9月23日)

9月22日(土)と23日(日)、二日続けて農業体験のお手伝いをしました。

実はこの二か所の農業体験、10年ほど前、管理人がまだJAに勤めていたときに農業法人やコメの販売会社などといっしょに始めたものです。

稲刈り、芋ほり、生き物観察という内容ですが、実は管理人が代表を務めるJA尾道市環境農業研究会が30年前から御調町でやっている”たんぼでがんぼー”という農業体験イベントがお手本になっています。

田んぼはお米を育てているだけではなくて、トンボやカエルなど、いろんな生き物の大切な住処になっています。

生きもの観察は、地産地消が身近な自然を守ることに繋がていることを知ってもらうための取り組みです。

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↑田んぼで使う水を貯めるため池の堤に残るキキョウ(絶滅危惧種)やオミナエシ。
農家の草刈りによって残った奇跡のような景観です。↓
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 ↑世羅町黒渕の「農事組合法人くろぶち」の農業体験(9月23日)と生き物観察↓
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  1. 2018/09/29(土) 16:44:07|
  2. 農業
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トンボと遊ぼう!(里山セミナー)

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↑今日一番の大物 オオルリボシヤンマ ♂

今日の里山セミナーのテーマは「トンボ」でした。

ため池や湿地、林縁など、それぞれの環境にそれぞれのトンボを観察できました。

今日観察できたトンボは以下の通りです。

【アオイトトンボ科】
アオイトトンボ
【ヤンマ科】
オオルリボシヤンマ
ギンヤンマ
【オニヤンマ科】
オニヤンマ
【トンボ科】
ナツアカネ
ノシメトンボ
ヒメアカネ
マユタテアカネ
ネキトンボ
シオカラトンボ

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↑いくつになてもトンボとりは楽しい

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↑講師の山根さん(向かって右)

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↑手乗りトンボ(ノシメトンボとナツアカネ)

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↑最後に観察できた
トンボを確認
  1. 2018/09/23(日) 16:52:59|
  2. セミナー
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キノコの季節がやって来た

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↑自然観察園で見つけた巨大なアカヤマドリ(イグチ科)と公園のご常連・桜井さん。

コナラな根本などに生える超ビッグで派手なキノコ。

見た目はグロテスクですが食べられるキノコなので烏骨鶏のスープに入れて皆さんといただきました。

雨が続き涼しくなってきたので、園内のあちこちで秋のキノコがニョキニョキと顔をのぞかせています。
その一部をご紹介。

↓ヤマドリダケモドキ(キノコの王様といわれるボルチーニの近縁種、イグチ科)。
名前の通りアカヤマドリも同じ仲間で、すぐ近くに生えていました。
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↓ヤマドリダケモドキの傘の裏のアップ。イグチ科のイグチとは、ヤマドリダケモドキのように傘の裏側にある小さな穴を猪の鼻先(猪口)に見立てことに由来します。
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↓キタマゴタケ(タマゴタケの近縁種)
園内ではアラカシやクヌギが植えてある場所に発生してました。
食べられますがタマゴタケモドキという猛毒のよく似たキノコがあるので要注意!
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↓松の根に寄生するハツタケ
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公園で見られるその他のキノコ
・アミタケ(赤松の根に寄生しする。食べられる)
・ヌメリイグチ(赤松の根に寄生する。傘の皮をむけば食べられる。そのまま食べると下痢をすることもあり)

10月8日(月)はきのこ観察会です。
皆さんのお申し込みをお待ちしています。

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  1. 2018/09/21(金) 16:23:50|
  2. きのこ
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虫取りは楽しい(その1)

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秋といえば運動会に加えて、遠足や社会見学のシーズンでもあります。

というわけで、今月は社会見学で来園する学校が目白押しです。

今日は三原市田野浦小学校3年生90人がご来園。

午前中はナシ農園を見学し、公園で昼食、そのあと自然観察園で虫取りをしました。

トンボやバッタ、カマキリにハンミョウ、たくさんの秋の虫たちと楽しい時間を過ごしました。

P.S 虫の皆さん、大変お疲れ様でした。来週も続くのでよろしく!


  1. 2018/09/19(水) 17:38:53|
  2. スクールプログラム
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殺虫剤を使わない田んぼの稲刈り

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↑雨が降るというので昼休憩を返上しての稲刈り作業

農事組合法人さわやか田打で試みている殺虫剤を使わない田んぼの稲刈りが始まりました。

見た感じでは病害虫の被害もなさそうです。

10月20日(土)は、本年度最後の”ゆめ農業講座”の開講日です。

収量や品質をもとに殺虫剤を使用しない米づくりのまとめを行います。

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↑殺虫剤を使用しなくても綺麗な稲穂です。

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↑稲穂にとまったナツアカネ(夏茜)♂。成熟して真赤っか。

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↑畦のコマツナギ(駒繋)が花盛り。名前の通り馬を繋いでも大丈夫なくらい蔓(茎)はとても丈夫。

  1. 2018/09/13(木) 17:09:14|
  2. 農業
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シラヒゲソウの雄蕊(おしべ)

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↑シラヒゲソウ

シラヒゲソウが開花しました。

7月の豪雨で生息場所の一部が土砂で埋まったので心配していましたが可愛い花が咲きました。

花びらの縁が糸状に切れ込んでいる姿を髭に擬えたのが名の由来の様ですが、写真をアップで見てみると他にも面白い作りになっていることに気づきます。

それは雄蕊(おしべ)。

黄色い粒を先端に付けている雄蕊が15本ほどあるように見えますが、これは仮雄蕊といって黄色い粒は花粉ではなく虫をおびき寄せるための”腺体”とのこと。

本当の雄蕊は仮雄蕊の内側に雌蕊(めしべ)に寄り添う(?)ように5本あり、時間の経過とともに腕を伸ばすように花びらと花びらの間に順次開いていきます。

写真でいうと、雌蕊の周りにあるクリーム色の塊が雄蕊のさきについた葯です。4つしかないように見えますが、もうひとつは右上に伸び先に灰色の塊がついているものが5つ目の雄蕊です。

この開いた雄蕊の数で開花からの時間の経過がわかるようです。

同じ株ですが、開花から時間が経過し、すべての雄蕊が開ききると下の写真のようになります。上の写真と違い雌蕊から葯が離れています。
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↑雄蕊が開ききったシラヒゲソウ

ちなみに、この時点で雌蕊の先から柱頭がのぞいていません。

これは自家受粉を防ぐ工夫といわれています。
  1. 2018/09/13(木) 16:36:13|
  2. カエル
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雨の日のトンボ

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↑林縁で翅を休めるアオイトトンボ

9月9日(日)、大雨警報が出ていましたが午後には小降りになったので観察園を点検を兼ねて歩いてみました。

林縁や林内の散策路で何種類かのトンボに出会うことができました。

次回の里山セミナーはトンボの観察ですが、その前に観察園のトンボたちを紹介しておきます。

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↑ナツアカネ

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↑マユタテアカネ

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↑マユタテアカネ。翅の端がノシメトンボのように茶色になったタイプ

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↑ヒメアカネ

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↑オツネントンボ




  1. 2018/09/12(水) 14:44:59|
  2. トンボ
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雨の撮影会

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↑雨の日だからこそできる水の玉

雨の中、広島市内からカルチャーセンターの写真講座の皆さんが来園されました。

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↑総勢20名

あいにくの雨でしたが、「雨だからこそ撮れる写真がある」とは講師の先生の弁。

皆さん、雨も忘れて撮影されていました。

皆さんも、雨の観察園に来てみませんか?

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↑皆さんは湿地のサワギキョウを狙ってましたが、林縁ではママコナが咲いてました。
  1. 2018/09/09(日) 17:29:01|
  2. 未分類
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コシボソヤンマ

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↑見ての通りの「コシボソヤンマ(腰細蜻蜒)」

事務所にオニヤンマよりも一回り小さい黒と黄色の縞模様のトンボが入ってきました。

気になるので捉えてみると、コシボソヤンマの♂です。

横から見たのではわかりませんが、背中もすくは腹の側から見てみるとその名の通りのトンボです。

どうしてそんなに細くする必要があったのでしょうか?

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↑横から見たのでは細いのがわからない

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↑腹の側から見るとこんな感じ


  1. 2018/09/05(水) 16:59:56|
  2. トンボ
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岡山県自然保護センターで研修

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↑タンチョウの飼育施設

参加者13名で,岡山県和気郡和気町にある岡山県自然保護センターに視察研修に行ってきました。

午前中は飼育されているタンチョウ飼育施設で,午後は湿生植物園で研修しました。

特別天然記念物のタンチョウは,江戸時代までは日本各地で見られましたが,今では北海道の釧路湿原でしか野生のものはいません。

種の保存と野外飼育をめざしての取り組みに,「なるほど!」と感動しました。

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↑自然観察園の湿地整備をする際に参考とした湿地

せら夢公園の自然観察園の湿地は,27年前に人工的に整備した岡山県自然保護センターの湿生植物園をお手本に13年前に造られています。

今では,3000本以上のサギソウが咲き,数えきれないほどハッチョウトンボが飛び交っています。

サギソウの咲く湿地を維持していくためには自然の経年変化(遷移)を食い止める必要があります。

2つの湿地を比較しながら,せら夢公園のこれからの整備について,あらためて考えさせられました。

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↑キツリフネ

ゆめ公園の自然観察園では見られないキツリフネが咲いていました。

とても暑い日でした。参加者の皆さん,お疲れ様でした。

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↑記念写真

(サポーターズ会長 中島秀也)
  1. 2018/09/01(土) 10:52:59|
  2. セミナー
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