せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

せら夢公園たこあげ大会


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既にお知らせしていますように、

お正月2日には、せら夢公園たこあげ大会を開催します。

たこ作り、
たこ揚げ、
お餅つき、
ぜんざいのふるまいなどを準備して、
みなさまのお越しをお待ちしています。

一番の目玉は、お餅つきやぜんざいに使うもち米は全て
せら夢公園自然観察園で管理人が手作りで育てたもの、ということ。

代掻きこそ耕運機でやりましたが、
田植え、稲刈り、脱穀は、
全て人力作業によるもので、
化石燃料は一切使っていません。

また、種籾を蒔いてから収穫にいたるまで農薬も化学肥料も一切使用していません。
いわゆる、有機栽培です。

種を蒔いたのは5月7日、
田植え6月25日、
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▲田植えの様子。といっても一人でやっているので誰も映っていないのでよくわかりませんね。

稲刈り10月20日、

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▲刈った稲は天日干しにしました。

脱穀12月7日、
(足ふみ脱穀機による脱穀の動画をフェイスブックにアップしていますので、ぜひご覧ください)

そして、12月23日に籾摺りと精米を行いました。

結果、約90㎡の田んぼで白米が18kggほどとれました。

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▲精米したもち米

平均的な収量は1000㎡あたり480kgほどですから不作だったわけですが、
少ないながらも職場の同僚の予想を上回る出来でもありました。

お正月2日には、そんなスぺシャルなもち米を使用した豆餅、ぜんざいを召し上がっていただきます。

ぜひ、お越しください。

なお、せら夢公園では今日が仕事納めです。

みなさま、よいお年をお迎えください。
  1. 2016/12/28(水) 13:56:57|
  2. イベント
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MERRY CHRISTMAS

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▲ワイナリーのレストラン入口に飾った公園スタッフ作のクリスマスリース

今日はクリスマスイブ。

というわけで、里山クラフト教室でスタッフが作ったクリスマスリースをアップしました。

身近な材料で、誰がつくってもそれなりに可愛いのができるのが里山クラフトのいいところ。

クリスマスリース以外のメニューも来年はやってみましょうかね。

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▲ワイナリーショップに飾ったスタッフ作のクリスマスリース(左)

【作業】
12月23日 水路の除草、法面のメリケンカルカヤの除草(2時間)
12月24日 水路の除草、法面のメリケンカルカヤの除草(4時間)

  1. 2016/12/24(土) 15:46:12|
  2. クラフト
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葉無し花無し、ヒガンバナ(彼岸花)


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▲チガヤの草紅葉が映える土手の法面で青々と茂るヒガンバナ(彼岸花)の葉

雨上がりの朝、我が家の田んぼの脇でヒガンバナが冬の日差しを独り占めしています。

ヒガンバナには1,000もの呼び名があるようですが、そのひとつが”葉無し花無し”。

文字通り、花が咲いているときには葉はなく、葉は花が終わってから芽を出すヒガンバナの姿を表す呼び名です。

葉は他の草が成長を始めるころになると枯れはじめ、9月、花芽が出始めるころまで地上部には何もありません。

管理人の住んでいる尾道市御調町では、町の中心部から府中市方面にかけての御調川の土手にたくさんのヒガンバナが群生していて、毎年彼岸の頃にはヒガンバナのお花畑が出現します。

誰かがヒガンバナを増やそうと手入れしているのかというと、そうではありません。

国土交通省から御調川の土手の草刈りを請け負っている業者が、ヒガンバナが芽を出し始める前に毎年草刈りを続けてきたことが、期せずして今の景観をつくったのだと管理人は思っています。

ヒガンバナは、この時期の草刈りのおかげで、刈られることなく花を咲かせ、あとから出てくる葉は冬の日差しを独り占めしています。

冬の間、たくさんの栄養が球根に蓄えられると、球根は分球してヒガンバナはどんどん増えていきます。

こうしたことが毎年繰り返され、見事なヒガンバナのお花畑が現れたのでしょう。

今年は請け負った業者が代わり草刈りの時期が例年より遅れました。このため例年と比べい少し残念なヒガンバナのお花畑になったようで思います。

業者が国から請け負った仕事は草刈り、手を抜いているわけではありませんが、農家が行う草刈りであれば、もうすこし違った仕事になたと思うのですが・・・

ちなみに、今回紹介した土手の法面の草刈りは管理人の仕事です。

もちろん、ここでのシーズン最後の草刈りは8月のうちに済ませています。

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▲上の写真と同じ場所のヒガンバナ(9月28日)

  1. 2016/12/23(金) 10:01:22|
  2. 植物
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”ミニ門松”と”クリスマスリース”をつくる里山クラフト教室を開催しました


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▲里山クラフト教室の講師は公園のベテラン職員、塚本さん

12月17日(土)、里山クラフト教室でミニ門松とクリスマスリースをつくりました。

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購入した材料は鉢と葉ボタンだけ。

”足るを知る”田舎暮らしの醍醐味です。

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  1. 2016/12/19(月) 09:12:10|
  2. イベント
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頭の上のコゲラ(小啄木鳥)

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▲松の木で朝をさがすコゲラ(小啄木鳥)

クリスマス飾りの材料を探すため園内の山道を歩いていると、正面の木にヤマガラがとまったのが目に入りました。

双眼鏡で様子を伺っていると頭上からコツコツコツと小気味よい音が聞こえて来ます。

木の皮も落ちてきました。

見上げてみるとコゲラです。

日本で一番小さなキツツキの仲間で、林内だけでなく人里でもしばしば見かけます。

どうやらアカマツ(赤松)の樹皮に隠れている虫を探しているようです。

餌を探すのに夢中で、しばらく様子を観察し写真を撮ることもできました。

さて、キツツキを漢字で書くと啄木鳥ですが、どこかで見覚えのある漢字だと思いませんか。

文学には縁遠い管理人でさえ知っている歌人、石川啄木の名前です。

ご存知の方には釈迦に説法かもしれませんが、石川啄木の本名は石川一(いしかわはじめ)で、啄木はキツツキ(啄木鳥)からとったから雅号、ペンネームです。

啄木は、体を壊していたときキツツキが木を叩く音に何度も慰められたとして、キツツキをとても気に入り雅号にしたそうです。

また、「警笛の詩人」ともいわれている啄木は、キツツキが木を叩く音を警笛になぞらえ、自らの文筆活動を時の政府や世の中に対する警笛とも考えていたそうです。

啄木の詩は、高校生の頃一度読んだような記憶がありますが、彼の名前にそんな意味が込められていたとは全然知りませんでした。(国語の時間に習ったかもしれませんが)

あらためて読み返してみよう、そんな気にさせてくれたコゲラ(小啄木鳥)に感謝!

標準和名:コゲラ
分類:キツツキ目 キツツキ科

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  1. 2016/12/16(金) 17:36:14|
  2. 鳥類
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ヒョウモンモドキ保護の会の活動でもログハウスが大活躍

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▲午前中の作業を終え自然観察園のログハウスで昼食をとるモドキの会の面々

朝から初雪がちらつく寒い日でしたが、今日はヒョウモンモドキ保護の会の活動日でした。

午前中は整備する予定の生息地の下見と自然観察園にある施設の整備を行い、お昼は自然観察園のログハウスの薪ストーブでつくった煮込みうどんを食べました。

冷えた体を暖めるにはもってこいのメニューでした。

午後はログハウスで当面の活動についての打ち合わせを行いました。

薪ストーブを備えた自然観察園のログハウス、本格的な冬を迎え、観察会、モドキの会やサポーターズクラブの活動などで大活躍しそうです。

皆さんも暖まりに来てください。

  1. 2016/12/15(木) 16:17:40|
  2. ヒョウモンモドキ
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せら夢公園サポーターズクラブの研修と総会


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▲サポーターズクラブの研修として参加した自然資源を活かした地域づくりフォーラムin広島の様子。講演者の一人は6月に開講した”ゆめ農業”先端的環境保全型農業技術講座”で講師を務めていただいた日本自然保護協会の福田真由子さん。話題は「社会課題の解決に向けた生物多様性保全からのアプローチ」でした。

12月10日(土)にせら夢公園サポーターズクラブの総会と視察研修会を広島市内で行いました。

参加者は13名、行きのバスの中で2年ぶりの総会を開催して、今後の計画や新しい役員体制を決めました。

【役員体制 平成28年度~29年度】
会長     中島 秀也さん
副会長    岡本 信正さん
事務局長  沖 丈博さん
事務局次長 青木 晋さん
事務局次長 延安 勇(ブログ管理人)
監査     前川 弘樹さん
監査     桜井 陽子さん

10時からは広島市中区にある合人社ウエンディひと・まちプラザで開催された、自然資源を活かした地域づくりフォーラムに参加しました。

午前中は4名の方の講演、午後は参加者がそれぞれの地域で行っている活動のポスター発表が行われました。

参加者は広島県内のほか、愛媛、岡山などの近県、遠くは静岡、千葉などから多彩な顔ぶれが揃いました。

サポーターズクラブの発表は行いませんでしたが、サポーターズの方々がそれぞれの地域で行っている以下の活動について発表しました。

○伊尾・小谷たえクラブ:ダルマガエル米、ギフチョウ保全の取り組み

○ヒョウモンモドキ保護の会:ヒョウモンモドキの生態と保全活動について

○NPO法人広島せらマルベリークラブ:里山体験、里山再生の取り組みについて

○世羅・御調の自然誌研究会:モニタリングサイト1000の活動について

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▲世羅・御調の自然史研究会の発表の様子

参加者同士の交流会もあって、有意義な一日を過ごすことができました。

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▲交流会での自己紹介の様子

12月11日(日)の中国新聞にフォーラムの記事が掲載されましたので紹介しておきます。
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  1. 2016/12/12(月) 10:01:04|
  2. せら夢公園サポーターズ
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もち米の脱穀

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園内にハゼ干ししていたもち米を足踏み脱穀機と唐箕(とうみ)を使い脱稿と選別をしました。

遅い田植えだったので収量は期待していませんでしたが、米袋一袋分のモミがとれました。

天気のいい日もう一度モミを干して、籾摺りと精米を一度にできる機械にかける予定です。

できたもち米で、今度のお正月(1月2日)にお餅つきをしてぜんざいにしてご来園者に食べていただきます。

1月2日には凧(たこ)作りと凧揚げも楽しんでいただきます。

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【本日の作業】
・自然観察園で育てたもち米の脱穀・選別(4時間)

  1. 2016/12/07(水) 16:43:52|
  2. 農業
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里山の恵みでクリスマスを飾る




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▲見事なリースが次々と完成
 
天気予報どおり11時頃から雨が降り出しましたが、事前に用意した材料やご持参いただいた素材で見事なリースが次々と完成しました。

材料がまだあるので、当分の間、ご来園者にリース作りを楽しんていただこうと思います。

体験を希望される方は管理事務所にお声かけください。(参加費:1個100円)

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▲飛び入り参加された岡山県総社市から来園されたご家族の作品

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▲サポーターズの中島さん、午前中の湿地の草取りの作業のあと作っていただきました。お疲れさまでした。

↓地元世羅町の方々の作品がこちら
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↓管理人の作品
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  1. 2016/12/05(月) 11:19:20|
  2. イベント
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チゴザサ(稚児笹)の除草

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▲サポーターズの中島さんと貧栄養湿地のチゴザサ(稚児笹)の群落を除草。手前に白く小さな葉をつけているのがチゴザサ

先日、岡山で学習したことをさっそく実行すべく、サポーターズの中島さんと貧栄養湿地で蔓延りつつあるチゴザサの除草を行いました。

株を抜いて観察してみると、根元からタケノコ、つまりチゴザサの芽がいくつも出ています。

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▲株もとから次々と芽が出ている

また、岡山県自然保護センターの西本さんに教えていただいたとおり、地面の上で四方八方に伸びている匍匐茎(ほふくけい)からは、次々と新しい芽を伸ばし、根を下ろしています。

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▲匍匐茎(ほふくけい)の途中と先から茎と根が出ている。一番上の端が匍匐茎の根本でその下が先端

チゴザサは種もつけますが、この匍匐茎で確実に勢力範囲を拡大しているのです。

とうわけで、チゴザサの除去は根まで抜き取ることが基本です。

ですが、一握りぶんを引き抜こうとすると、株もとで茎がちぎれてしまします。

一株ずつひっぱれば根ごと抜き取ることができるのですが、量が量なのでとりあえず引きちぎるようにして取り除く方式を採用。

これが吉と出るか凶と出るか、エリアを分けてそれぞれの方法で除去することにして経過を観察することにしました。

さて、どうなるか、乞うご期待!?

標準和名:チゴザサ
分類:イネ科 チゴザサ属

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▲二人で1時間ほど作業したところで雨が降り出し終了。手前が除草を終えたエリアで奥の白く見えるところこれからボチボチやっていく予定の場所






  1. 2016/12/04(日) 17:09:00|
  2. 公園管理
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クズ(葛)とテイカカズラ(定家葛)でクリスマスリースを作ってみた。


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▲クズ(葛)とテイカカズラ(定家葛)を土台にしたクリスマスリース

もうすぐクリスマス。

というわけで、12月4日(日)は午後から”クリスマス飾りをつくろう”と題して里山クラフト教室を開催します。

といっても、恥ずかしながら管理人は一度も作ったことがありません。

教室の講師は経験者にお願いしているので心配ないのですが、主催者が何も知らいなのでは参加者に申し訳ありません。

そこで、事前に集めた材料で予習をしてみました。

リースの土台には私が住んでいる尾道市御調町産のクズ(葛)とテイカカズラ(定家葛)を使いました。

クズは秋の七草のひとつ、マメ科の植物です。

根からは澱粉がとれ、葛餅の原料にもなります。

が、野にあるものは利用する人もなく、文字通り荒れ地や林縁に蔓延(はびこ)る厄介者になっています。

テイカカズラは園芸種もあるようですが、コナラ(小楢)などの雑木に、他の蔓性の植物とは違って茎からでた気根でへばりついて成長します。

常緑で6月頃には白い花を咲かせ、ジャスミンにも似たいい香りを放ちます。

ですが、テイカカズラはキョウチクトウ科の植物。キョウチクトウと同じように毒を持っていますから扱いには注意が必要です。

ちなみに和名は鎌倉時代の歌人、藤原定家に由来するといわれています。話が長くなるのでこれは割愛。興味のある方はググってみてください。

話は戻って、クリスマスリース。

まずは、クズで直径30cm~40cmのリースの土台となる輪っかを作ります。

幾重にも蔓を巻いていけば土台は簡単にできます。

その土台に、葉のついたテイカカズラを巻いていけば、月桂冠のような輪っかができあがります。

その土台に、ホットボンドを使ってサリトリイバラ(猿捕茨)の赤い実や松ぼっくり、クノギ(椚)のドングリをつけて出来上がり。

センスのある人は美しく、センスがなくてもそれなりにできるクリスマス飾り。

あなたも身近な材料でクリスマスを飾ってみてはいかがでしょう。

  1. 2016/12/03(土) 11:43:02|
  2. イベント
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”せら里山楽校”で晩秋の里山を満喫


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▲ワイナリーの裏山にある巨石で岩登り(ボルダリング)。岩の上からは世羅ユリ園、玄武岩ドームの高山(左)早山ヶ城(右)が見えます。

朝は大霜でしたが、雲ひとつない好天に恵まれた”せら里山楽校”。

管理人は初めての参加でしたが、大方の方は常連の方々。

開校式のあと、大人クラス、子どもクラスにわかれて晩秋の里山を満喫しました。

管理人は子どもクラスを受け持ちました。

子どもクラスの午前中の授業は秋の里山散策です。

管理人の予定していたルートは、メイン会場となるワイナリーの裏山からいったんワイナリーにもどり、車道わきの歩道を歩いて公園管理センターを経て夢見山を登り、ここから自然観察園に抜ける林内の散策路を歩くというものでした。

が、校長先生の勧めで、ワイナリーには戻らず、山道伝いで直接夢見山へ向かうことになりました。

この道を歩くのは管理人にとっては初めてでしたが、校長先生は歩いたことがあるそうなので安心して出発しました。

が、校長先生が歩いたのは何年も前の話で、当時とは様子がずいぶん変わっていました。

道は途中ワイナリーの浄水場を囲むフェンスにつきあたり、やむなくルートは変更。

里山散策は道なき道を進む里山探検といった趣に変わりました。

こどもたちは大喜びですが、ついてくるお母さんたちは少々困惑気味。

それでもなんとか自然観察園にとたどりつき、メイン会場へもどることができました。

昼食は野外料理とは思えない豪華版です。

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▲せら里山楽校の豪華給食のお品書き

シェフは楽校の主催者であるせらマルベリークラブのSさん。

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▲おにぎりを握るシェフ

ダッチオーブンを使ったチーズたっぷりのポテトグラタンなんてのもありました。

午後は山に登ってブランコや岩登りを楽しんだり、椎茸の植菌をして楽しく過ごしまし
た。

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▲天空のブランコ

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▲椎茸の植菌。トントン種駒を打つのが楽しい。キノコが出るのは夏を二度越してから

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▲山口県周南市の安藤公門さんの(写真中央白い帽子の方)「糞は資源だ!里山生活とトイレの話」も聞くことができました。後方ではシェフがデザートの焼きリンゴを製作中。左後方ではマシュマロを焼くための火をおこしています。


次回は2月、トンドが行われる予定です。




  1. 2016/12/01(木) 12:13:15|
  2. イベント
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湿地の管理を学ぶために岡山へ出張

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▲岡山県自然保護センターの西本さん(右端)から貧栄養湿地の管理について説明を受ける

11月23日(水)、サポーターズクラブの中島さん、せら夢公園の同僚である竹内さん、広島市植物園の井上さんと岡山県自然保護センター(岡山県和気町)重井薬用植物園(倉敷市)へ、湿地の管理を学ぶために訪問しました。

自然観察園は開園して9年目を迎えていますが、貧栄養湿地では一番の見どころであるサギソウやトキソウの生育の邪魔するチゴザサやイグサが目立ってきました。

これも自然のなりゆきとして経過を見守る手もあるのですが、毎年サギソウを楽しみに多くの方に公園を訪れていただいていますから、できればサギソウの咲き誇る湿地を維持しなくてはと考えています。

そのためには、湿地に足を踏み入れ雑草を抜き取らなければなりません。

ですが、湿地には守らなくてはならないサギソウの株がたくさんがたくさんあり、除草のためにサギソウを踏みつぶしては元も子もありません。

というわけで、自然観察園の湿地を造成する際のお手本にさせていただいている場所で湿地の管理を学ぶことにしました。

そのひとつが岡山県自然保護センターです。ここでは、1991年に貧栄養湿地とやや富栄養な二つの湿地が造成されています。

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▲センター棟に展示された公園の模型。青く見えるところはセンター内のため池で、赤線で囲んだ場所が人工的に造成された湿地のエリア

ここで、植物の研究者で湿地の管理と調査を担当されている西本さんから、いろいろと教えていただくことができました。

主な点は以下のとおりです。(間違っていたらごめんなさい)

・目指すべき湿地の姿を明確にする

湿地は遷移する、変わり続けるものなので、それを観察できる湿地にしてあまり手を加えないという管理もある。不自然かもしれないが、サギソウやモウセンゴケなどの貧栄養湿地特有の植物が優先する湿地を目指すのであれば、これらの植物の生育の妨げとなる植物は常に除去すればよい。

・除草について

サギソウは球根が損傷を受けなければ再生する。踏みつぶすことがあっても球根へのダメージは少ない。
天然の湿地はイノシシの泥浴びなどの攪乱を受けることで状態を維持している。除草の際の足跡や除草に伴う表土の持ち出しは適度な攪乱になり、表土が持ち出された場所も年とともに植生が再生される。
高茎草本はミズゴケの好む日陰をつくりミズゴケが増える。ミズゴケが旺盛になると高茎草本は枯れ、やがてミズゴケも減っていく。ミズゴケを増やさないためには高茎草本を除去することが必要。ただし、アカマツ、イヌツゲ、レンゲツツジなどは湿地の木本科植物なのでセンターでは除去していない。ハンノキは増えるので根ごと抜き取っている。
除草せずに遷移に任せた場合、10年経過すると絶滅する種が生じてくる。センターでは湿地を6つのエリアに分け、一ヶ所は手を入れない場所とし、残りのエリアを5年ごとに除草している。これにより除草後の5年間の移り変わりを一度に観察することができる。

・貧栄養湿地を維持するには水を富栄養化させない
水に溶け込む栄養分の供給源となる広葉樹はできるだけ取り除き、アカマツとツツジが優先する森をつくる。ただし、裸地になるようでは蒸散量が増し湿地への集水量が不足する。

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▲ため池のウシガエルを捕獲するためのモンドリ(地獄網)

もうひとつの訪問場所・重井薬用植物園では、園長の片岡さんより園内を案内していただきながら湿地の管理について教えていただきました。

・湿地の管理
毎年冬に除草し、刈り草は全て湿地の外へ持ち出している。

・木道を設置する際の留意点
木道は水の流れに対して直角になるように設置する。日陰になる木道の下は植物が生えにくいため、木道を水の流れと並行に設置すると木道の直下に水路ができて湿地全体に水が行き渡りにくくなる。

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▲刈った木は虫の棲み処にする。こんな感じで積んでおくと転がしておくより見た目がいい





  1. 2016/12/01(木) 11:04:36|
  2. 公園管理
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