せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

チチタケ(乳茸)?


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▲トンボ池のほとりにキノコを発見。

トンボ池のほとりをぐるりとまわっていたら、キノコを見つけました。

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▲手のとると傘の縁から乳液が出てきました。

手に取ってみると、傘の縁から突然白い汁がほとばしりました。

液に触ってみると少しネバネバします。

さっそく事務所に帰って「山渓カラー名鑑日本のきのこ」で調べて見ると、確信はないのですが、チチタケ(乳茸)によく似ています。

発生する時期(夏から秋)といい、見た目(傘は直径5~12㎝、柄の長さ6~10㎝、太さ15~30㎜、オレンジ色、傘の中心が窪む)といい、白い液といい、全て条件が合っています。

このチチタケ、名前は乳のような白い液を出すことに由来します。

チチタケだとすると毒はなく、食用になる旨みのあるキノコのようです。

図鑑では3段階中2番目の味と評価されていて、和風、洋風いずれの汁物、鍋物にも合うようです。
ワカサギやキスとのエスカージュ(甘くない地中海風南蛮漬。マリネほどは漬けこまない)、パエリアなどにもよいと書かれています。

なかなかうまそうなキノコのようで、管理人が青春時代を過ごした栃木県ではマツタケ(松茸)に次いで珍重されているようです。

そうはいっても、キノコには食べると死に至る猛毒のものもありますから、チチタケという確信がない以上、食べることは見合わせました。

ちなみに、乳液を出すチチタケ属の仲間には、いずれも白っぽい色をしたツチカブリ、ツチカブリモドキ、ケシロハツ、カシロハツモドキといった毒をもつキノコもあるようです。
「日本の毒きのこ」(学研)によると、いずれも死に至るような毒はないようですが、胃腸系の中毒を起こすとあります。

チチタケ、それにしても旨そうなキノコですねぇ・・・

標準和名:チチタケ(乳茸)
分類:ベニタケ科 チチタケ属

  1. 2016/07/20(水) 16:58:50|
  2. きのこ
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