せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

アマサギ(飴鷺、猩猩鷺)


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▲飴色の夏毛をまとったアマサギ(飴鷺、猩猩鷺)。

今朝、家の近く(尾道市御調町)の田んぼに出かけると10羽ほどのアマサギの群れに遭遇しました。
田植えの終わったばかりの田んぼで朝食をとっているようでした。
おそらく、カエルやオタマジャクシなどを食べているのでしょう。
 
このアマサギ、東南アジアで越冬して、初夏、繁殖のために日本に渡って来ます。
見てのとおり、背や頭から胸にかけて飴色なのでアマサギ(飴鷺)と呼ばれるようになりました。
飴色の羽色に加え、繁殖期になるとオスは目先、嘴、脚などが赤みを帯びる事から、「猩猩鷺」という漢字をあてることもあります。

ちなみに英語では「Cattle Egret」と呼ばれていま。
直訳すると「牛鷺」です。
アマサギは牛などの大型の哺乳類が歩く際に驚いて飛び出る昆虫を目当に後をついて歩くことから、この名がつけられました。
今では、牛が田んぼを耕すことは行われなくなりましたが、トラクターのあとをついて歩くアマサギの姿を見ることができます。

アマサギは世界各地に分布していて、アフリカゾウにまとわりつくサギの写真を目にされた方もあると思います。
このサギもアマサギで、象は皮膚についた寄生虫を食べてもらっています。

この他、田んぼでは、食事中のダイサギ(大鷺)、チュウサギ(中鷺)、コサギ(小鷺)、アオサギ(青鷺)などを観察することができます。
自然観察園には、アオサギが訪ねてきてくれます。

偶然ですが、昨日のショウジョウトンボに続いて、二日連続の”猩猩ネタ”でした。


  1. 2016/05/23(月) 12:01:06|
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