せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

水路の生きもの

先日の 『サイエンスカフェみつぎ10』 では、
御調川沿いの水路の生きもの観察も行いました。


観察会

網を入れると、まずは
アメリカザリガニ


アメリカザリガニ


ブルーギル

ブルーギル


タイワンシジミ

タイワンシジミ

と、外来種が次々と見つかりました。
改めて外来種の多さを認識。

在来種もいました。
フネドブガイと同じく
イシガイ科の淡水二枚貝
マツカサガイ の貝殻


マツカサガイ


ヒメタニシ

ヒメタニシ

ちなみに、この類似種のオオタニシ、マルタニシの
目撃情報を広島県では募集しています。


一生を淡水域でくらす
ミナミヌマエビ


ミナミヌマエビ


水生昆虫のなかま、
キイロカワカゲロウ


キイロカワカゲロウ


モンカゲロウ

モンカゲロウ


シロタニガワカゲロウ

シロタニガワカゲロウ


キベリマメゲンゴロウも見つかりました。

キベリマメゲンゴロウ


魚では、
タモロコも見つかりました。


タモロコ

この他、
カワヨシノボリ、ドジョウ、シマドジョウ、ドンコといった魚類や、
カワニナ、ツチガエルのオタマジャクシ、ガガンボ類の幼虫、
シオカラトンボのヤゴ、ハグロトンボのヤゴ、ヒル類
など計21種類の生きものが観察できました。

冬季でも、水路に水が残っていれば、
いろいろな生きものに出会えるということに、
新鮮な驚きをもって頂けた方もいて、良かったです。




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  1. 2014/11/11(火) 18:51:04|
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フネドブガイ

先日の土曜日には、
サイエンスカフェみつぎ10~知ってるようで知らない水の中の生きもの~」
を行いました。


サイエンスカフェみつぎ10


御調川周辺の水路、水の少ない時期でしたが、
講師の中西毅さんにご案内頂き、
御調の水の中の生きものについて学びました。

今回の注目の生きものは『フネドブガイ』
広島県で世羅・御調でしか見つかっていない珍しい貝です。


貝

手に持っておられる貝、
右がふつう川や池で見られる「ヌマガイ」
左が『フネドブガイ』です。

次の写真は、
上がフネドブガイ、
下がヌマガイ。


貝

よく似ている貝ですが、
殻のかたちがビミョーに違っています。


ヌマガイ

上から見た
ヌマガイと、

フネドブガイ


フネドブガイ

これもビミョーな違いですが、
フネドブガイの方がふっくらしてるのがお解りでしょうか。

ビミョーな違いですが、ヌマガイとフネドブガイは
種類の違う貝です。

フネドブガイのいるポイントで観察。


水路

ここの水路、枡で、フネドブガイが見つかっています。
何気ない水路ですが、ここが、広島県で今のところ
フネドブガイが見つかっている2か所の内の1か所なのだそうです。
川から引いた水ではなく、周囲からの
湧水がたまっているのだそうで、
そうした微細な環境がフネドブガイに適しているのかもしれません。

今後、新たなフネドブガイの生息地が見つかることを期待しますが、
あれだけ各地を調査している講師の中西さんが県内まだ2か所、
世羅・御調でしか見つけていないのですから、やはり
貴重な自然が残っている地域と言えるでしょう。

ちょうど田んぼに来られていた地元農家の方にも
フネドブガイのことを知ってもらう機会になりました。

池干し等で、フネドブガイらしき貝が見られましたら、
ぜひご一報ください。


今回のサイエンスカフェみつぎでは、
他にもいろいろな水の中の生きものが見られましたので、
またご報告したいと思います。




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  1. 2014/11/11(火) 12:43:58|
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