せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

ため池

自然観察園のため池の1つ

ため池

当初はなかったのですが、このため池にも
ミクリ類(おそらくヤマトミクリ)が見られるようになりました。


ヤマトミクリ

上流のトンボ池にも見られるようになっていたので、
種子が流れてきたりしていたのかもしれません。

ミクリ科 ミクリ属 の水草。
実が栗のイガのように見えることから名前がついています。
全国的なため池環境の悪化等の原因で、絶滅危惧種に。


ヤマトミクリ

その他の水草。
こちらは、カンガレイ


カンガレイ

地味ですが、花を咲かそうとしています。

カンガレイ

小さな赤い花は
ジュンサイ


ジュンサイ

水中の若芽を食用にします。
山菜というにはピンときませんが、立派な里山の恵みの1つです。
世羅台地でも収穫されている方がおられるようですね。


ヒメコウホネ

こちらの黄色い花は
ヒメコウホネ

花粉を求めてか、小さな虫がたくさん集まっています。


コウホネ類

他にも、イトトンボ類の抜け殻がたくさんくっついていて、
コウホネ類の花も、水生昆虫たちには立派な足場の1つになっているようです。
羽化したばかりのキイトトンボも止まっていますね。
花は花としてだけでなく、自然の中では
いろいろな役割を果たしているのだなと感じます。

ため池の水草は、トンボをはじめとした多くの生きものたちを支える存在。
在来種の水草が豊かなため池は、
未来に残したい里山の自然の1つです。



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  1. 2014/07/09(水) 17:59:54|
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コバノトンボソウ

自然観察園の貧栄養湿地

湿地

今年はコバノトンボソウが多い
よく咲いているように感じます。


コバノトンボソウ

早速、1番上の湿地で
コバノトンボソウの花茎数をカウントしたところ、
646を確認できました。

数年前に一度カウントした時には、(まだ過去の野帳を確認してはいませんが)
50程度ではなかったかと記憶しています。
今年はその10倍以上でしょうか。

ただ、以前数株見られた上から2番目の湿地では、
確認できませんでした。
数年前にイノシシに荒らされたのが原因と思われます。

自然観察園も7年目。いろいろと変わってきていますが、
良い変化、生長が見られるのは嬉しいですね。


コバノトンボソウ

小さなトンボが止まるように花を咲かせる
コバノトンボソウ。

日本一小さなトンボ、ハッチョウトンボも
まだまだたくさん見られます。


ハッチョウトンボ

また、どこから種がやって来たのか、
カキランもこの湿地で花を咲かせていました。


カキラン

園内で、以前は気づかなかった場所でも数ヶ所、
カキランが咲いているのを見ています。
これも嬉しい生長ですね。


標準和名:コバノトンボソウ
分類:ラン科 ツレサギソウ属




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  1. 2014/07/09(水) 14:36:13|
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