せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

サイエンスカフェみつぎ8

24日(土)には、
サイエンスカフェみつぎ8」が行われました。


サイエンスカフェみつぎ8

今回は、佐藤さんから
尾道市内のカスミサンショウウオについて
話題を頂きました。


サイエンスカフェみつぎ

まずは、尾道市内に、
カスミサンショウウオがいることに一同驚きでした!

ですが、その生息地も
田んぼの耕作放棄等による荒廃、水路の改修等によって
減少しているそうです。

また、産卵・繁殖について、カスミサンショウウオの幼生
おたまじゃくしは共食いすることは知られていますが、
同じ水辺を繁殖地として利用するカスミサンショウウオたちは、
強いオスと最初に交尾する強いメスから生まれたおたまじゃくしを育てるために、
その後に産卵するメスは、エサを供給する役割を担っているのではないか、
という仮説を、野外での観察や飼育と多くの計測データから推察されていました。

子どもさんとの自由研究でなされたそうですが、
サイエンスの醍醐味を目の当たりにすることができました。

こうした活動を保全の取り組みにもつなげていけるようにしていきたいですね。


また、これまで当ブログで紹介した、
せら夢公園とその周辺域のカスミサンショウウオについての記事
一覧にしてみました。

<2011年>
4月4日:卵嚢(手水鉢)
4月27日:卵嚢(手水鉢)
<2012年>
3月1日:卵嚢
3月2日:過去の卵嚢・成体写真
3月16日:おたまじゃくし、成体♂
5月7日:成体(貧栄養湿地エリア、非繁殖期)
<2013年>
2月21日:成体(天然湿地エリア)
2月25日:成体♂(天然湿地エリア)
3月13日:卵嚢(カスミサンショウウオの池エリア)
4月4日:卵嚢(富栄養湿地で初確認)
4月6日:卵嚢(富栄養湿地)
4月9日:卵嚢、成体(富栄養湿地)
<2014年>
2月23日:卵嚢
3月22日:卵嚢、成体
4月13日:卵嚢(富栄養湿地)

せら夢公園でも、カスミサンショウウオについて
今後も見守っていきたいと思います。

次回のサイエンスカフェみつぎは、
6月28日(土)の18時30分から、
「ヤモリ」をテーマにお届けする予定です。
乞うご期待



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  1. 2014/05/27(火) 18:14:32|
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生きもの観察2

町内での農業体験イベント
日曜日は黒川地区で生きもの観察のお手伝い。


生きもの観察

ノアザミが刈り残された畦
ヒヨセ
生きものも育てるこめ作りを実践されている田んぼです。

ハルゼミが鳴き、
子どもたちも生きものと戯れます。

この日は、
トノサマガエル、ツチガエル、ヌマガエル、アマガエル、アカガエル類、
イモリ、メダカ、ドンコ、ガムシ、
シオヤトンボ、シオカラトンボ、ヨツボシトンボ、ハラビロトンボ
などが観察できました。


イベント中に見つけた蝶、
コチャバネセセリ

コチャバネセセリ

アサマイチモンジ
アサマイチモンジ


子どもたちの虫とり、生きもの観察も
世羅台地の大切な原風景の1つです。


金魚田のほか余すなく田を植うる (川口雨太郎)



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  1. 2014/05/27(火) 16:14:07|
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