せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

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静岡の茶草場農法

先日、11月の自然再生講習会でお話を聞いた
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の視察に行ってきました。

訪れたのは静岡県掛川市

掛川城

掛川城がお出迎え。
管理人の出身地、高知県とも縁のある掛川。
土佐藩主となった山内一豊が、関ヶ原前の10年間、治めていたところです。

駅の観光案内コーナーでも
茶草場農法のVTRが流れていました。

掛川駅

静岡名産のお茶。
茶草場農法とは、茶園の畝間にササやススキなどの敷き草を行う
伝統的農法で、敷き草によってお茶の味や香りが良くなるといわれています。
毎年草を刈り取る茶草場には、ササユリをはじめ
貴重な草原性の植物が見られます。
良質のお茶を生産するための営みが、結果的に生きものを守ってきた。
農業と生物多様性が同じ方向を向いて両立している好事例が世界的に評価され、
2013年に世界農業遺産に登録されました。

世界農業遺産とは、生物多様性や景観を守る伝統的農業を
FAO(国連食糧農業機構)が認定するもので、
ブランド化による農業や地域の振興を目的としています。

世界農業遺産の認定を受けて、
茶草場や地元の観光スポットをめぐる観光プログラムを、
地元のタクシー会社さんが提供しています。
今回はその“茶草場タクシー”で、行ってきました。
世界農業遺産コース(D)、約2時間10分、9000円。

最初のスポットは
事任八幡宮(ことのまま はちまんぐう)

事任八幡宮

“想いのままに願いが叶う”神社として信仰されているそう。
境内の大きなクスノキやスギが立派です。

東海道五十三次の25番目、日坂宿の街並みを抜けていきます。


東海道

茶草場農法のビューポイントに到着。
「茶」の字が映える粟ヶ岳(532m)


茶草場

茶色く見えるところ全部が茶草場。
ササやススキを刈り取った跡です。

タクシー会社の方にガイドして頂きました。


茶草場

運転して頂いた方も以前はお茶農家さんで、
お茶栽培について、いろいろお話を頂きました。

刈り取った茶草を乾燥させているところ


茶草場

年1回、11月ごろの刈り取りだそうで、すごく草丈も長いです。

茶畑をみると、裁断したササやススキなどの茶草が
畝間に敷かれていました。


茶草場

茶草場には、運よく、春の一番手
ショウジョウバカマの花が咲き乱れていました!


ショウジョウバカマ

今では珍しくなった
在来種のタンポポもここではたくさん見られます。


タンポポ

富士山とお茶畑
世界遺産と世界農業遺産の共演です!


茶草場

大井川も見える絶景!

茶草場

貴重な自然もあり、ハイカーにも人気の粟ヶ岳。
看板もきちんと整備されていました。


茶草場

山を降りたらお茶をいっぷく

茶草場

茶草場農法の生物多様性をブランド化したお茶

茶草場

地元のお茶農家さんが交代でお店に立たれているそうです。
茶草場農法や地域の歴史などについてお話を聞かせて頂きました。


茶草場

この後、道の駅に立ち寄って、帰りの掛川駅へ。

地域の生物多様性と農業、風景をストーリー立てて
分かりやすくPRできている取り組みでした。
タクシーでゆったり廻るのもいいですね。

世羅の農家さんと一緒に視察できて、
今後のモチベーションにもつながったと思います。
世羅台地でも一歩ずつ前進できるよう、がんばります!



広島ブログ
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  1. 2014/03/13(木) 19:22:47|
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  3. | トラックバック:1
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