せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

カヤネズミの観察会を行いました

先日は御調町の小学生と、
カヤネズミの観察会を行いました。

といっても、例年は晩秋に行っているこの観察会。
今年度は雨天のため延期となってしまい、
観察会の適期は逃がしてしまいましたが、
ぜひカヤネズミのことを知ってほしいので実施しました。

カヤネズミはススキ等の“カヤ”が茂る草地にすむ
日本で一番小さなネズミです。
カヤの生葉を細く裂いて、野球ボールほどの球状の巣を作ります。

草地にすむ動植物の多くが絶滅のおそれのある現在、
カヤネズミの巣の有無を調べることは、
地域の草地・カヤ原の状態を知る手がかりになります。

観察会では、カヤネズミや御調町の哺乳類等について話した後、
以前に確保していたカヤネズミの球巣を観察。
巣の分解もしてみました。


カヤネズミ観察会

この巣は、中からススキの穂・綿毛がたくさん出てきました。
ふわふわで、子育てに活躍した巣でしょうね。

せっかくなので地域も散策。


カヤネズミ観察会

球巣はその年限りで壊れてしまうので、
実際に巣が見られるか不安、というか見られないと思っていましたが、
散策を始めて早々に子どもたちが見つけてくれました。


カヤネズミ観察会

下見時には見つからなかったので、
子どもたちの観察眼×大人数の探索力はやはりスゴいです。
全部で3個の巣を発見し、
この時期でも球巣が残る例のあることが分かりました。

次回はアカガエルの観察会を実施予定です。



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  1. 2014/02/26(水) 19:06:56|
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