せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

世羅町まるごとエコツアーが行われます(10月16日)

世羅町の里山の自然やその保全活動の取り組みについて学ぶ
「世羅町まるごとエコツアー 第1弾 ~赤とんぼと秋の七草編~」が
10月16日(日)に行われます。


世羅町まるごとエコツアーちらし

せら夢公園をはじめ、田園自然再生の取り組みの
先進事例の地域をご案内します。
秋の里山を代表する生きもの、
赤とんぼと秋の七草についても学べます。

ぜひご参加ください。
お申し込み・お問合せは(電)0847-22-4513
世羅町公衆衛生推進協議会までお願いします。


下の写真は、エコツアーで訪ねる
黒川地区のため池の法面。


キキョウ(黒川)

秋の七草の1つで、絶滅危惧種でもある
キキョウが一面にさいている光景(2008年10月10日)
心動かされる農村の風景です。


かたまりて咲きて桔梗の淋しさよ(久保田万太郎)



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  1. 2011/09/30(金) 18:34:48|
  2. お知らせ
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シラヒゲソウ

湿地に仮移植している
シラヒゲソウ

シラヒゲソウ


花びらの縁が細く裂けて、名前のようにヒゲ状になっています。

こうした可愛らしい花が、未来の子どもたちも湿地で見られるように、
自然を大切にしていきたいですね。


標準和名:シラヒゲソウ
分類:ユキノシタ科 ウメバチソウ属



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  1. 2011/09/29(木) 08:55:37|
  2. 植物
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ヒガンバナ開花

自然観察園でもヒガンバナが咲きました。
ヒガンバナ

一昨年に球根を移植したヒガンバナ。
まだまだ一面に咲く風景にはなりませんが、毎年楽しみにしています。
救荒作物とは言え、昔の人はどうやって畦一面に増やしていたのだろうとも
思い馳せます。

ここのヒガンバナの開花は周辺のより遅い気がします。
標高が約500mと高いせいでしょうか。
去年は10月7日に、ヒガンバナ開花とブログにアップしておりました。
去年はどこも一週間ほど遅れた天候でしたので、
今年のが平年並みなのかもしれません。



湿地のようす

湿地の草も赤く染まってき始めました。
秋ですね。


つきぬけて天上の紺曼珠沙華(山口誓子)




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  1. 2011/09/28(水) 18:54:17|
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ミゾソバ

湿地に花咲く
ミゾソバ

ミゾソバ花

用水路などに生え、
花が同じタデ科の作物であるソバに似ていることから、
この名前があります。


ミゾソバ葉

葉っぱの形もおもしろいですね。
カエルがのってそう、というので
“かえる草”という名前で呼んでる方もいました。


ミゾソバ

湿地の一部、生い茂っています。


標準和名:ミゾソバ
分類:タデ科 イヌタデ属



溝そばは群れて淋しき花なりし(稲畑汀子)




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  1. 2011/09/27(火) 07:32:38|
  2. 植物
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赤い実

観察園の入り口看板付近に見える
赤い実をつけた木。

1つは、
ミヤマガマズミ (スイカズラ科 ガマズミ属)

ミヤマガマズミ

近縁種のガマズミとは、
葉や枝に毛がないことで区別できます。


ミヤマガマズミ


もう1つは、
ウメモドキ (モチノキ科 モチノキ属)

ウメモドキ

今年は昨年より多く実がついている気がします。
冬、葉っぱが落ちると赤い実が目立って、これもきれいです。


ウメモドキ

真っ赤な秋、ですね~。


梅擬(うめもどき)熟れてわずかに葉を存し(清崎敏郎)




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  1. 2011/09/26(月) 12:27:37|
  2. 植物
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きのこ観察会の下見

今日はせら夢公園サポーターズクラブの活動で
10月9日(日)に行うきのこ観察会の下見を行いました。

当日歩く せら夢公園の里山。

里山

昨年度末に森林組合に枯れ松などを整理してもらい、
だいぶきれいになっていました。

里山のうねからはワイナリーも望めました。

ワイナリーを望む

大きなきのこも生えていました。

きのこ

今年の秋は雨も多く、また
里山も整備されているので、当日どんなきのこが出てくるのか、
今から楽しみです。

散策道の出口付近のススキ原には
ナンバンギセルも生えていました。


ナンバンギセル

下見が終わったら、
湿地の整備も行いました。


湿地

サワギキョウもたくさん咲いていました。

サワギキョウ

午後からは、散策道のチップ敷きも行いました。

チップ敷設

カラーアスファルト舗装の散策道ですが、
カエルやカスミサンショウウオなどが渡る時、休憩場所になるように、
道の真ん中に木のチップを敷いています。

雨に流れてた部分を補修し、
観察園がまたきれいになりました。

サポーターズのOさん、Yさん、ありがとうございました。



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  1. 2011/09/25(日) 18:10:32|
  2. 公園管理
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巻雲

昨日は秋分の日。
今日の自然観察園ウオーキングは
気持ちの良い秋晴れでした。

巻雲

空を見上げると秋の雲。

巻雲

巻雲(けんうん)という雲の種類。
すじ雲とも呼ばれています。


巻雲

この雲ができる高度は5~15kmと、
雲の内で最も高い高度にできる雲だそうです。


巻雲

日本では春や秋に多く見られる雲のようです。

巻雲

空や雲のようすからも、季節の移り変わりを感じます。


木叢(こむら)よりざわめき上る秋の雲(六角文夫)



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  1. 2011/09/24(土) 18:16:27|
  2. 地学
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もぐる!

ため池の植生調査をしていた時、見つけました。
アオイトトンボのペアですが、
メスの方は完全に水没しています!!

アオイトトンボ

潜水産卵と呼ばれる産卵のスタイル。
メスが卵を植物(写真はイグサ)の組織内に産み込んでいます。

水面の藻を除けてみました。

アオイトトンボ

びっくりしたオスが、メスを水上へと連れ戻します。
アオイトトンボ

束の間、
メスがまた水中へ・・・オスも引きずり込まれています。

アオイトトンボ

今度はオスも水中に沈んでしまいました。
アオイトトンボ

アオイトトンボは、ふだん
植物に停まる時は、羽が半開きになっているのですが、
水中では完全に閉じているのですね。
羽を濡らさないための工夫でしょう。

アオイトトンボ

息が続くのか少し心配。

卵を産むのも命がけ!のアオイトトンボです。



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  1. 2011/09/22(木) 18:31:27|
  2. トンボ
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きのこ観察会を行います(10月9日)

せら夢公園の里山に生えるきのこ
きのこ

私はあまりきのこに詳しくないですが、
たくさんの種類があります。

これは“こげぱん”みたい。

きのこ

こちらもおもしろい形。
きのこ

そんなきのこたちを観察しながら里山を歩く
「きのこ観察会」を10月9日(日)に行います。
昨年は食べられるきのこ「アミタケ」もたくさん採れました。


きのこ観察会ちらし2011

昨年のようすはこちらをクリック。


きのこについて採集しながら学べるチャンスです。
ぜひご参加ください。



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  1. 2011/09/18(日) 18:08:07|
  2. お知らせ
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アオイトトンボ

ため池で産卵する
アオイトトンボ

アオイトトンボ

イ草に卵を産み付けています。

アオイトトンボ

周りでは他のペアも産卵中。

アオイトトンボ

水草もトンボのいのちをつなぐのに一役かっています。


標準和名:アオイトトンボ
分類:アオイトトンボ科 アオイトトンボ属




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  1. 2011/09/17(土) 18:12:53|
  2. トンボ
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イボクサ

湿地に咲く
イボクサ

イボクサ

かわいらしいピンク色の花

イボクサ

ですが、水田雑草として有名。
教科書にも出てきます。


イボクサ

はびこるイボクサ。


台風接近の影響か、今日は風がよく吹いています。


ノシメトンボ

風の中ガマの穂にしがみつくノシメトンボのメス。



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  1. 2011/09/16(金) 12:22:29|
  2. 植物
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ワレモコウ

ワレモコウ


ワレモコウ


拾ひたる石に色あり吾亦紅(長谷川かな女)


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  1. 2011/09/15(木) 12:17:26|
  2. 植物
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オトコエシ

自然観察園の草原に咲く
オトコエシ(男郎花)

オトコエシ

小さな白い花がたくさんついています。

オトコエシ

草丈も1mを超えて、たくましい感じがします。

オトコエシ


こちらは、オミナエシ(女郎花)
秋の七草の1つで、黄色い花を咲かせます。

オミナエシ

ツマグロヒョウモンが吸蜜しているようです。



十五夜

今夜は十五夜、お月さま。



標準和名:オトコエシ
分類:オミナエシ科 オミナエシ属




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  1. 2011/09/12(月) 22:11:21|
  2. 植物
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ノタヌキモ

ため池で花咲く
ノタヌキモ

ノタヌキモ花

水上で小さくとも
黄色いかわいい花を咲かせています。


ノタヌキモ花

タヌキモ類の名前は、その茎葉が、
ふさふさのタヌキのしっぽのように見えるところから付いたそうです。


ノタヌキモ

ノタヌキモの葉は、枝分かれした糸状をしており、さらに
その枝分かれが3次元に配列されています(ふさふさ感倍増!)
なかまのイヌタヌキモは、枝分かれが2次元配列なのが区別点です。

また、タヌキモ類は葉に小さな袋がいくつか付いていて、
それで水中のプランクトンを捕らえて栄養にする食虫植物。
栄養分の非常に少ない水(=いわゆる“きれいな水”)でも
生きていくための工夫です。

ため池の水がきれいな(栄養分がある程度少ない)証の1つ。


ため池

上写真は、オグラコウホネの浮葉・沈水葉と、ミズオオバコ。
自然観察園のため池では、そんな水草の茂る
“水中のジャングル”のようすも観察できます。


ため池


標準和名:ノタヌキモ
分類:タヌキモ科 タヌキモ属



塔をうつす水の萍もみぢかな(稲垣きくの)




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  1. 2011/09/11(日) 12:16:06|
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湿地の花々

自然観察園の湿地に咲く
サワギキョウ

サワギキョウ

紫色の花がきれいです。
大きなものは草丈も1mくらいあります。


サワギキョウ

緑の湿地に彩を添える
ミカヅキグサ

ミカヅキグサ

カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属の多年草。
白い小穂が、夜空に映える三日月のように目を惹きます。


ミカヅキグサ

溝など、やや水の深いところで見られる
タチモ

タチモ

アリノトウグサ科 フサモ属の多年草。
雌雄異株の植物で、写真のは雌花=雌株です。
地味ですが、葉の付け根にある赤みがかった点々のが花です。
環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されています。





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  1. 2011/09/10(土) 12:06:54|
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トノサマバッタ

今日から二十四節気の
「白露(はくろ)」
手元の暦には、
「朝夕には山野にしらつゆが宿り、秋の気配が感じられる季節です。
 セキレイが鳴き始め、つばめが去って行きます。」
とありました。
外を見ると、確かに先日までたくさん飛んでいたツバメが見当たらない。
夏が去って秋が来たんだな、と感じ入りました。


今日紹介する生きものは、
のんびり草原(芝生広場)で見かけた
トノサマバッタ

トノサマバッタ

すでにカップル誕生。上のがオス、下の大きいのがメスです。

トノサマバッタ

トノサマバッタを見ると、
どうしても仮面ライダーを連想してしまいますね。
私の幼少時のヒーローは「仮面ライダーBLACK RX」
上の写真なんかどう見ても、
アクロバッターに乗ったRXです(笑)

トノサマバッタによく似たバッタに
「クルマバッタ」と「クルマバッタモドキ」がいます。
両種とも羽を広げる車輪のようなもようが見えます。
クルマバッタは背中が半円状に盛り上がっているのが特徴。
クルマバッタモドキは、灰色と茶色のまだら模様で、
背中に「X」のマークがあるのが特徴です。
夢公園には3種類ともいますので、ぜひ探してみてください。


標準和名:トノサマバッタ
分類:バッタ目 バッタ科 トノサマバッタ属




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  1. 2011/09/08(木) 22:50:42|
  2. 昆虫
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秋晴れ

今日はいいお天気。
雲一つなく、気持ちよく晴れました。

あまりの爽快さに、朝パチリ!

夢公園

昼にもパチリ!
夢公園

せら夢公園、秋晴れもよく似合います。

今日は地元の小学生が、トンボの学習に来ました。

ため池で観察

トンボの体のつくりと、ため池での棲み分けについて、
ゲストティーチャーの指導で学びました。

ため池で、トンボをじっくりと観察した子どもたち。
分かったことや気づいたことを言葉にすることの難しさや、
文章で書くことの大切さについてもご指導がありました。

今日一番多く見られたトンボは、アオイトトンボでしたが、
ノシメトンボやナツアカネなどの
赤トンボも出てきています。
トンボも秋ですね。


午後からの管理作業では、
すべり台の近くで
ヒメアカネのメスを見つけました。

ヒメアカネ

赤トンボのなかまでは、一番小さい種類です。



秋晴の何処かに杖を忘れけり(松本たかし)




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  1. 2011/09/07(水) 22:11:11|
  2. 生きものがたり
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クログワイ

ため池でひっそりと花を咲かせる
クログワイ

クログワイ

白い毛みたいなのがついてる部分が穂です。
雌性先熟の両性花。写真は雌性期です。

田んぼの雑草として有名ですが、
ため池ではかなり大きく生長します。


ため池2


標準和名:クログワイ
分類:カヤツリグサ科 ハリイ属



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  1. 2011/09/06(火) 08:29:43|
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ママコナ

自然観察園の山ぎわに咲く
ママコナ

ママコナ

ピンク色がキレイな花です。
ママコナ

名前の由来は、
花についている2つの白い部分を
ご飯つぶに例えて、ママコナ(飯子菜)。


若い種子が米粒にそっくりなところから、という説もあるようです。

ママコナ

半寄生の1年草。
ママコナのなかまは3種が知られていますが、細かい
変種があるので、同定は少々やっかい。

写真のは、ミヤマママコナの変種の
シコクママコナではないかと思います。


詳しい方がいましたら、教えてください!

ママコナ

秋の野道を彩るママコナ。


分類:ゴマノハグサ科 ママコナ属




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  1. 2011/09/05(月) 19:17:59|
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台風一過

台風12号。
町内では道路が通行止めになる等の被害がありました。
公園はお蔭さまで特別被害はなかったです。

台風一過の自然観察園。

シラヤマギク

シラヤマギク


ツルリンドウ
ツルリンドウ


ツユクサ
ツユクサ



台風一過小鳥屋の檻彩とび交ふ(大串 章)



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  1. 2011/09/04(日) 17:50:22|
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オニヤンマの産卵

今日は台風で臨時閉園。
無事に過ぎ去ってくれるのを祈るばかりです。

今日のブログは、以前に撮った写真でご紹介。

この時期、水路などで見られる
オニヤンマ

オニヤンマ

日本最大のトンボ。
羽音もすごく、不意に近くを過ぎると驚くことも。

この時期は、産卵シーンをよく目撃します。

オニヤンマ

おしりの先を水底に打ち付けて産卵。
オニヤンマ

“ブンッ、ブンッ、”と力強い羽音。
リズミカルに何度も何度も水に打ちつけ、産卵します。

オニヤンマ

流れのゆるい水面にできては消えるきれいな波紋。


母の力強さを感じる、秋のステキな風景の1つです。


オニヤンマ



鬼やんま湿原の水たたきけり(酒井 京)


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  1. 2011/09/03(土) 10:26:10|
  2. トンボ
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九月

今日から9月。
台風の行方も気になるところです。

ススキの穂(尾花)が出始めました。


ススキ

自然観察園では、まだ
ユウスゲがちらほら咲いています。


ユウスゲ

稔りの秋ももうすぐそこ。
世羅台地も賑やかな季節になっていきます。



父の頭が見えて九月の黍畑(宮田正和)




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  1. 2011/09/01(木) 17:57:46|
  2. 生きものがたり
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