せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

アカガエル類の産卵開始

先日8日(火)は久しぶりの大雨。
そろそろかなぁ と待ってたイベントがやっと来ました!

ヤマアカ卵塊1

ニホンアカ卵塊1

ヤマアカガエルとニホンアカガエルの産卵です!
湿地のヒヨセなど水たまりに卵のかたまりを産んでいました。

昨年、一昨年の初産卵は1月終わり頃でしたので、今年は10日程遅れで、
2月9日の産卵となりました。
とても寒い日が続いてましたので、ちょっと心配でしたが、
無事、産卵が始まって一安心。
これからは、一雨ごとに産卵数も増えていき、
春の訪れを感じてゆく季節です。

アカガエル類の卵塊は、約1,500個の卵がひとかたまりになったもので、
年1回の産卵のシーズンには、産卵可能なサイズの全てメスが1匹あたり1つの卵塊を産みます。
この特性から、卵塊の数を数えれば、
そのエリアにいるアカガエル類の数が分かります。

今日の調査結果は、自然観察園の湿地・ため池の合計で、
ヤマアカガエルが6卵塊、
ニホンアカガエルが11卵塊でした。
これからどこまで増えるか、楽しみです。

ちなみに、ヤマアカガエルとニホンアカガエルでは、
卵塊のようすも微妙に違っています。

ヤマアカガエルの卵塊は、
ゼリーが透明で、新鮮な卵塊でも、まとまりがゆるく、
手ですくうと漏れ落ちて、持ち上げにくい感じ。

ヤマアカ卵塊2

対して、ニホンアカガエルの卵塊は、
ゼリーの表面がくもりガラスのように濁っていることが多く、
ゼリー質は固めで、手ですくっても、持ち上げやすい感じです。

ニホンアカ卵塊2


これからまた寒くなりそうですが、自然観察園にお立ち寄りの際には、
ぜひ湿地を周って、アカガエルたちの卵塊のようすを覗いてみてくださ~い!


みちのくの夜汽車冷えゆく初蛙(皆川盤水)




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  1. 2011/02/10(木) 17:58:33|
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