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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

このキノコ、何ですか?

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↑きのこ観察会の参加者が公園に持参されたきのこ

きのこ観察会の翌日、参加者されたご夫婦がきのこを持って事務所を訪ねてこられました。

柄は固く締まり直径は約3cm、根元は膨らんでいます。

傘は濃い茶色で、見た目はとても美味しそうなきのこです。

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なんでも、お知り合いから直売所で「サブロウタケ」と表示してあったキノコをお土産に頂いたものの、図鑑で調べてもサブロウタケという名前のキノコはないし、万一のことを考えてせら夢公園で聞いてみようということになったのだそうです。

ご夫婦といっしょに山と渓谷社の図鑑「日本のきのこ」で調べてみると、色といい形といい、ムレオオフウセンタケとよく似ています。

ですが、管理人は専門家ではありませんから、観察会で講師を務めていただいたきのこアドバイザーの衛藤慎也さんに聞いてみることにしました。

衛藤さんからは、石灰岩地帯の広葉樹林に生える「ムレオオフウセンタケ」であると教えていただきました。

私たちの見立てもまんざらではなかったようです。

お知り合いからはどこの直売所で購入されたか聞いていないとのことでしたが、石灰岩地帯に生えるということですから、帝釈峡のある神石高原町や庄原市東城町あたりで採れたきのこかもしれませんね。

さて、せら夢公園でのきのこイベントは終了しましたが、10月28日(日)、みよし風土記の丘で衛藤慎也さんを講師として「きのこ博士&きのこシェフになろう」が開催されます。

興味のある方は参加されてはどうでしょうか。

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  1. 2018/10/10(水) 14:11:31|
  2. きのこ
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心ときめく”きのこ観察会”

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↑この日一番の収穫は”コウタケ”。小学生(右)が見つけてくれました。

秋晴れのもと、きのこ観察会を開催しました。

参加者は定員40名でしたが50名を超える老若男女が集いました。

”観察”とはいうものの実態は”キノコ狩り”。

せら夢公園内の山に分け入り、目に入ったきのこを採取していきます。

採取した後は、きのこアドバイザーの衛藤慎也さんに解説していただき、食べられるものをお持ち帰りいただきました。

今年一番の収穫はコウタケが採れたことです。

県北で特に人気のあるコウタケは、直売所でもけっこういいお値段で販売されています。

もちろん、見つけた方はお持ち帰りになりました。

コウタケ以外もたくさんのきのこが採取できました。

【食べられるもの】13種
コウタケ、サクラシメジ、ショウゲンジ、ハツタケ、ナガエノスギタケ、シャカシメジ、ハタケシメジ、ムラサキアブラシメジモドキ、フウセンタケモドキ、ウラベニホテイシメジ、ホコリタケ、スミゾメシメジ、カノシタ
【食べられないもの】4種
シロシメジ(辛い)、ケロウジ(苦い)、カレバキツネタケ(まずい)、ニワタケ(まずい)
【毒のあるもの】11種
スギヒラタケ(脳炎になり死亡例も)、オオオニテングタケ、ドクツルタケ(猛毒)、タマシロオニタケ(猛毒)、ヌメリイグチ(下痢)、キンチャクホウセンタケ、クロウラベニタケ、オニイグチモドキ、ドクベニタケ、シロハツモドキ、ミネシメジ

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↑大人の顔と同じぐらい大きいオオオニテングタケ(毒)

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↑コウタケ(食)

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↑ハタケシメジ(食)

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↑きのこアドバイザーで講師を務めていただいた衛藤慎也さん(左から二人目)

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↑採取したキノコについて衛藤慎也さん(向かって左)に解説していただきました。

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↑参加者の皆さん

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↑コウヤボウキの蜜を吸うアサギマダラ

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↑成体で冬を越すオツネントンボ(越年蜻蛉)がたくさん

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↑観察を行った園内の山からは世羅ゆり園が望めます。


  1. 2018/10/08(月) 16:33:06|
  2. きのこ
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キノコの季節がやって来た

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↑自然観察園で見つけた巨大なアカヤマドリ(イグチ科)と公園のご常連・桜井さん。

コナラな根本などに生える超ビッグで派手なキノコ。

見た目はグロテスクですが食べられるキノコなので烏骨鶏のスープに入れて皆さんといただきました。

雨が続き涼しくなってきたので、園内のあちこちで秋のキノコがニョキニョキと顔をのぞかせています。
その一部をご紹介。

↓ヤマドリダケモドキ(キノコの王様といわれるボルチーニの近縁種、イグチ科)。
名前の通りアカヤマドリも同じ仲間で、すぐ近くに生えていました。
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↓ヤマドリダケモドキの傘の裏のアップ。イグチ科のイグチとは、ヤマドリダケモドキのように傘の裏側にある小さな穴を猪の鼻先(猪口)に見立てことに由来します。
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↓キタマゴタケ(タマゴタケの近縁種)
園内ではアラカシやクヌギが植えてある場所に発生してました。
食べられますがタマゴタケモドキという猛毒のよく似たキノコがあるので要注意!
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↓松の根に寄生するハツタケ
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公園で見られるその他のキノコ
・アミタケ(赤松の根に寄生しする。食べられる)
・ヌメリイグチ(赤松の根に寄生する。傘の皮をむけば食べられる。そのまま食べると下痢をすることもあり)

10月8日(月)はきのこ観察会です。
皆さんのお申し込みをお待ちしています。

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  1. 2018/09/21(金) 16:23:50|
  2. きのこ
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アミタケ(網茸)のきのこ汁


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▲散策道で見つけたアミタケ(網茸)

夢見山にある滑り台に沿った散策道でキノコを見つけました。

見つけたキノコはアミタケ。

イグチ科のキノコですが、ほかのイグチと違って、傘の裏側の穴が大きく網目状になっているのが特徴です。

先日のキノコ観察会で教えていただいた食べられるキノコです。

お昼にきのこ汁にしてみると、なめこの汁のようにとろみがついて美味しく頂くことができました。

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▲アミタケは加熱すると紫色に変色するのが特徴。手に持っているのはヌメリイグチ

松林の林縁沿いの芝生の上ではヌメリイグチ(滑猪口)が大発生。

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▲ヌメリイグチの大群落。こんな場所が園内にいくつもある

こちらは以前は図鑑に食べられるキノコとして紹介されていましたが、消化器系の中毒症状の報告もあることから、最近では毒キノコとして扱われています。

このキノコの特徴でもある滑りのある傘の表面に毒となる成分があるようです。

以前、せら夢公園のキノコが好きな職員が料理して食べたところ、数日間腹を下して難儀したといういわくつきのキノコです。

気温も少し下がって、キノコが楽しみな気候になりました。

でも、毒キノコにはくれぐれもご用心!


  1. 2016/10/26(水) 10:45:16|
  2. きのこ
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心ときめく、秋のきのこ観察会!その3(毒キノコ編)

  
心ときめく、きのこ観察会の報告その3”毒キノコ編”をお届けします。

観察会で一番たくさん採れたのは、みんなが楽しみにしている食べられるキノコではなく、毒キノコです。

今回はせら夢公園で採れる毒キノコの数々をご紹介します。

なお、毒の強さ・性質については「日本毒のキノコ」(学研)を引用して表示しておきます。
▼いろいろな症状が同時に起きて、放っておけば死に至るもの
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▼いろいろな症状が同時に起き、かなり危険なもの
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▼胃腸系の中毒を起こすもの
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▼神経系の中毒を起こすもの
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▼酒といっしょに摂取すると中毒を起こすもの
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▼その他注意すべきもの
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▼ヘビキノコモドキ(蛇茸擬)テングタケ科kyuukyuusha.jpg

指をさしている部分の縞模様が特徴。
中毒症状はタマゴテングタケと類似していて、おう吐、下痢、腹痛になりいったん収まるものの、4日~7日後に肝臓肥大、黄疸、胃腸など出血などがおこり死に至るとある。
怖っ!
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▼クロハツ(黒初)ベニカケ科kyuukyuusha.jpg unchi.jpg
以前は火を通せば食べられるとされていたが、火を通しても食べないほうが無難な毒キノコに見直された。
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▼ キイロイグチ(黄色猪口)イグチ科unchi.jpg
悪心、めまい、おう吐などの胃腸系の中毒症状を起こす。
”イグチ(猪口)には毒キノコはない”というのは大きな間違い。
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▼ クサウラベニタケ(臭裏紅茸)イッポンシメジ科kyuukyuusha.jpgunchi.jpg
胃腸系と神経系の両方の中毒を起こす。
その2」で食べられるキノコとして紹介したウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地)にきわめてよく似ているので、東北地方では「名人泣かせ」とも呼ばれている。
素人は手を出さないほうがよさそう。
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▼ニガクリタケ(苦栗茸)モエギタケ科dokuro.jpg
どくろマークが示す通り、猛毒のキノコ。
「日本のきのこ」(山と渓谷社)では、佃煮ににして食べた家族のうち両親を除いた5歳から13歳までの4人の子どもが死亡した事例が紹介されている。
同じニガクリタケ属のクリタケ(栗茸)は炊き込みご飯やリゾットなどお米を使った料理と相性の良い美味しいキノコとある。
間違って食べたら大変だ。
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▼ドクツルタケ(毒鶴茸)テングタケ科dokuro.jpg
前述のヘビキノコモドキと同じでタマゴテングタケと同じ中毒症状が出る。
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▼アカイボクサタケ(赤疣傘茸)イッポンシメジ科bikkuri.jpg
「胃腸系の中毒症状を起こすらしいが詳細は不明」日本の毒きのこ(学研)
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▼ドクベニタケ(毒紅茸)ベニタケ科unchi.jpg
どの部分も辛みが強い(毒でも味の記述のあることがすごい)。
見た目は可愛いのに毒キノコとは残念!
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▼オオオニテングタケ(大鬼天狗茸)テングタケ科
開いた傘の径は20㎝超、柄は固くずっしりしている。
図鑑には載っていないが、毒キノコとのこと。
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▼ タマシロオニタケ(玉白鬼茸)テングタケ科kyuukyuusha.jpg
生えたばかりの幼菌はオオシロテングタケの幼菌のように下膨れの可愛い形。
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▼サマツモドキ(早松擬)キシメジ科 unchi.jpg
「食用とされてきたが中毒例もあり注意が必要」日本の毒きのこ(学研)
サマツで思い起こすのは梅雨の頃にでるマツタケの呼び名「サマツ」。
それに似ているということか?
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▼コテングタケモドキ(小天狗茸擬)テングタケ科unchi.jpgmemai.jpg
胃腸系、神経系の両方の中毒を起こす。
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  1. 2016/10/12(水) 13:48:35|
  2. きのこ
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心ときめく、秋のきのこ観察会!その2

さて、昨日に続いてきのこ観察会のご報告その2をお届けします。

まずは、食べられるもの、外国では食べられているもの、図鑑によって「食」「毒」と記載がわかれるものなどを紹介します。

なお、見分け方に自信がない方は専門家の指導の下に同定(種名を判定すること)した上で食べてくださいね。

▼アカヤマドリ(赤山鳥)イグチ科
二週間ほど前にも頂き、今回も炒めて食べました。
軸は歯ごたえがあり、傘はプルプルふわっ、とした感じ。
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▼アミタケ(網茸)イグチ科
これも炒めていただきました。食べられるキノコの定番だそうです。
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▼ハツタケ(初茸)ベニカケ科
菌は松の根に寄生するので松の木の近くに生えるキノコです。
インクを流したように変色しているのが特徴です。参加者が持ち帰られたので管理人は食べていませんが、気温が下がれば公園にたくさん発生するようなので楽しみにしています。
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▼カノシタ(鹿の舌)ハリタケ科
傘の裏側が鹿の舌のようにザラザラしているのが名の由来。
どなたかが持ち帰られたのか、管理人は食べ損ねました。
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▼トキイロラッパタケ(朱鷺色喇叭茸)アンズタケ科
煮込み料理に合うようですが、食べるなら小さいキノコなのでたくさん採る必要がありますね。
これは食べてみました。炒めたので味は??
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▼ウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地)イッポンシメジ科
食べられますが苦みがあるそうです。
特に傘が苦いとのことだったので、軸だけを炒めて食べました。
よく似た毒キノコにクサウラベニタケ(臭裏紅茸)というのがあって、この日も採取しました。
「日本の毒キノコ」には日本で最も中毒例の多いキノコとあります。素人は手を出さないほうがよさそうです。
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▼キニガイグチ(黄苦猪口)イグチ科
炒めて食べましたが、名前の通り苦みのあるキノコでした。
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これ以降のキノコは図鑑の記載も微妙なので食べないほうがいいかもしれません。
管理人も食べていません。

▼ハイカグラテングタケ(灰神楽天狗茸)テングタケ科
毒キノコのように見えますが学研「日本の毒キノコ」(2003年10月4日版)には掲載がなく、山と渓谷社「日本のきのこ」(2012年6月15日版)には「中国では食べられている」との記載があります。
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▼ヌメリイグチ(滑猪口)イグチ科
「日本のきのこ」には食とありますが、「日本の毒キノコ」にも掲載されています。衞藤さんによると傘の表面に毒があるとのこと。
以前、公園で採取したものを食べたところ、たくさん食べた職員は腹を下したことがあり、食べないほうがよさそうです。
キノコの食・毒の区分は時とともに変わることがあります。
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▼ウズハツ(渦初?)ベニタケ科
傘を上から見ると渦のようにも見える同心環紋があるハツタケの仲間。
「日本の毒キノコ」に記載はなく、「日本のキノコ」には食とあるので食べられる?
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次回、報告その3では観察会でもっとも多かった毒キノコを紹介します。
お楽しみに(?)
  1. 2016/10/09(日) 15:39:51|
  2. きのこ
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心ときめく、秋のきのこ観察会!


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▲自然観察園で見つけたオオオニテングタケ(大鬼天狗茸)。
喜んでいますが毒キノコ

連休初日の今日は、みなさんお待ちかねの、きのこ観察会でした。

もちろん、人一倍食い意地が張った管理人もこの日を待ち焦がれていました。

講師は、きのこアドバイザーの衞藤慎也(えとう しんや)さんです。(上の写真中央の青い帽子の方)

衞藤さんは、県の林業技術センターでキノコを研究されていたキノコの専門家です。

食べて美味しいキノコ、猛毒キノコ、食べても不味いキノコをいろいろ教えていただいて。大いに盛り上がりました。

詳細は明日にでも報告させていただくとして、とりあえず主だったものをアップしておきます。

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▲一番盛り上がった巨大な毒キノコ「オオオニテングタケ」。ご婦人のお顔より大きい

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▲オオオニテングタケのツボミ(2本)、中ツボミ(2本)、ヒラキ(1本)が勢ぞろい

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▲こちらは食べられるキニガイグチ(黄苦猪口)

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▲最後にみんなで採取したキノコを同定

  1. 2016/10/08(土) 17:11:52|
  2. きのこ
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”キノコの王様”、ヤマドリタケモドキ(山鳥茸擬)かも・・・


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▲自然観察園の散策路の脇で”キノコの王様”を発見!?

昨日の夕方の豪雨が嘘のように、午前中は曇りながらも時折青空がのぞくまずまずのイベント日和。

自然観察園に豪雨の被害があるかもしれないので見回りに行ってきました。

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▲キノコを見つけた散策路脇の斜面

と、散策路脇の斜面でキノコを発見。

かなりビッグなやつが、いくつもモコモコト頭をもたげていました。

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▲傘の開いた”キノコの王様”?

大きなものでは傘の直径約15cmほどありそうです。

傘の開いていないものは柄の直径が太いところで5cmはあります。

傘の裏を見るとイグチ科(猪口科)のキノコのようです。

姿といい、香りといい、いかにも美味そうなので事務所へ持ち帰り図鑑(山と渓谷社「日本のきのこ」)で調べてみると、欧州では”キノコの王様”と評されるヤマドリダケ(山鳥茸)の近縁種、タマドリダケモドキ(山鳥茸擬)によく似ているではあ~りませんか!

もしそうだとすると、図鑑の味評価は星三つ、ヤマドリダケほどではないようですが、「風味には癖がなく、傘の肉は厚く舌ざわりが良区、太い柄は歯切れがよい。洋風だけでなく、和風、中華風の料理とも相性が良い。柄は薄く切り、傘と一緒にさっとゆで、水洗いして砕いた氷の上に並べ、わさび醤油で味わいたい。味区分マルA」とあります。

それでは、図鑑に記してある特徴と現物を比較してみましょう。

(以下引用)
・傘の径は6~20cm ⇒ 一致
・表面は暗褐色、黄褐色、または淡褐色で多少ビロード状 ⇒ 一致
・管孔(傘の裏側の小さな穴の集まり)は黄色からオリーブ色となる ⇒ 一致
・孔口(管孔の小さな穴)は幼時白色の菌糸で塞がれる ⇒ 一致
・柄の長さ10~18cm、表面は淡褐色~淡灰褐色で網目模様 ⇒ 一致
・肉は白色、変色はない ⇒ 一致
・夏から秋、ブナ科を主とした広葉樹林または松との混生林に発生 ⇒ 一致

これとよく似たドクヤマドリ(毒山鳥)はシラビソ(白檜曽)やコメツガ(米栂)が生える亜高山帯針葉樹林に出るキノコなので、これと間違う心配はありません。

念のために学研の「日本の毒きのこ」を見ても、自然観察園で見つけたキノコに似たものは見当たりません。

となると、俄然期待は膨らみます。

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▲べにイグチ(紅猪口)によく似たキノコ

同じ場所にベニイグチ(紅猪口)に特徴がよく似たキノコもありました。

ベニイグチも毒キノコではないようです。

とはいえ、素人の生兵法。

食べてみるのは、専門家と一緒の時にしたほうがよさそうですなぁ。残念!


  1. 2016/09/19(月) 16:31:45|
  2. きのこ
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ニガイグチモドキ(苦猪口擬)?


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▲裏側がワインレッドのイグチ(猪口)

知り合いを観察園に案内して事務所に戻る途中、コナラやアカマツの林沿いの散策路で何やら足にあたった。

足元を見るとキノコ。

傘の裏側にはひだは無く、小さな管孔があるのでイグチ科のキノコのようだ。

事務所に持ち帰り、キノコの図鑑やネットで調べて見ると、ニガイグチモドキの特徴と一致する。(たぶん)

柄(いわゆる軸)は紫がかった茶色。

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▲傘はよくある色

傘の表側はうすい茶色で、裏側はワイン色をしている。

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▲肉はしっかりしていて白色。見た目には旨そうだ。

割いてみると肉は白色で、時間が経っても色は変わらない。

図鑑によると毒は無いようだが、名前のとおり苦くて食用には向かないとある。

それも、四里四方の苦みをかき集めてしまったと思えるほど飛びきりの苦さだという。

見た目には旨そうに見えるのだが・・・

標準和名:ニガイグチモドキ(苦猪口擬)
分類:イグチ科 ニガイグチ属
  1. 2016/09/16(金) 16:01:28|
  2. きのこ
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セイタカイグチ(背高猪口)?


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▲セイタカイグチ(背高猪口)だとしたら山と渓谷社の図鑑では「食用」とあり、学研「日本の毒きのこ」では「近年中毒事例あり」とある。

梅雨が明けると夏本番。

標高500m近いせら夢公園でもそれなりの夏がやってきています。

涼しいうちに、里山の散策道を歩いていると、ありました。

図鑑で調べて見ると、セイタカイグチ(背高猪口)のようです。(おそらく)

見てのとおり、傘の裏側にはイグチ(猪口)と名の付いたきのこの特徴である無数の小さな穴(管孔)があって、柄(え)には網目状の隆起があります。
まさにセイタカイグチの特徴にピッタシじゃあありませんか。。

セイタカイグチであれば、柄は歯ごたえがあってなかなか美味いようなのですが、学研の「日本の毒きのこ」には「食用とされてきたが、近年中毒事例があり注意が必要である」とも書いてあります。

というわけで、先日紹介した「チチタケ(乳茸)?}と同様に、今回のキノコもただ眺めるだけにとどめました。

ちなみに、イグチ(猪口)の名の由来は、傘の裏の孔(あな)を猪の口元にある鼻の穴に見立ててつけられたと言われていて、セイタカイグチは「背の高い猪口」ということのようです。

例年、自然観察園では専門家を招いてきのこの観察会を開催していますが、この秋も予定したいと思います。
ご期待下さい。

標準和名:セイタカイグチ(背高猪口)
分類:オニイグチ科 キクバナイグチ属


  1. 2016/07/24(日) 16:42:39|
  2. きのこ
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