せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)

merukenkarugaya20160731kansatsuen2.jpg
▲ススキ(芒)やハギ(萩)を残し、要注意外来生物のメリケンカルカヤ(米利堅刈萱)だけを刈った湿地の畦畔(けいはん)

自然観察園の植物は、世羅台地に自生する在来種を植栽していますが、様々な外来種が侵入しています。
これらがはびこると、在来種の生育を妨げることとなり、自然観察園としては非常に残念なことになります。

というわけで、目下、外来種にターゲットを絞った草刈りに励んでいます。

そんな中、今日ご紹介する駆除のターゲットはメリケンカルガヤ(米利堅刈萱)です。

merukenkarugaya20160731kansatsuen.jpg
▲メルケンカルカヤ

その名のとおり、北米原産のイネ科の植物で、1940年頃、愛知県に侵入したと言われています。

自然観察園では湿地の畦の法面など、広い範囲でははびこっていて、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)と一二を争う駆除しなければならない外来植物です。

駆除の方法は、できれば一株ずつ抜きたいところですが、株が大きくなっていますから、たちまちは刈るしかありません。

完璧な駆除はできないかもしれませんが、やらなければならない大事な仕事です。

明日も、午前中はメリケンカルカヤの草刈りに精を出します。

スポンサーサイト
  1. 2016/07/31(日) 17:17:33|
  2. 植物(外来種)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ブタナ(豚菜)

butana20160512kouen.jpg
▲公園でも田んぼの畦でも、今一番目に目立つ黄色い花、ブタナ(豚)

butana20160512kurobuchi.jpg
▲畔道に咲くブタナ

4月から今の時期にかけて公園で咲く花で一番多い色は黄色です。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)、ジシバリ(地縛)、ニガナ(苦菜)、コウゾリナ(顔剃菜)、オニタビラコ(鬼田平子)、カタバミ(酢漿草・片喰)、キジムシロ(雉筵)、コメツブツメクサ(米粒詰草)、ウマノアシガタ(馬の足形)、エンコウソウ(猿猴草)、
それと、今を盛りとブタナ(豚菜)が咲き誇っています。

このブタナ、タンポポに似た黄色い花をつけるのでタンポポモドキ(蒲公英擬)とも呼ばれていますが、タンポポとは別のグループの植物です。

ヨーロッパ原産で1930年代、牧草の種に混じって日本へ侵入したと言われており、今では全国に広がっています。

ブタナという名は、フランスでの俗名、Salade de porc (豚のサラダ菜)を和訳したのが由来です。
名前のとおり豚が好んで食べるようですが、フランス国内では野草として人も食べている地域があるようです。

この時期、せら夢公園でも、周辺の田んぼの畦や道端でも、大きな群落をつくって咲いていて、とても綺麗です。
畦でも道端でも、美しさにゆえに刈り残されていることもあるようです。

ですが、なんといっても外来種。
国は在来種、畑作物や牧草との競合、数種の虫やウイルスの寄主になり在来種や農作物が影響を受けるとして、生物外来生物法で要注意外来生物に指定しています。

畦には、ジシバリ、ニガナ、オニタビラコなど、日本在来の黄色い花をつける植物もたくさんあります。
ブタナは日本の隅々まで広がって定着していますが、駆除を広めていきたいものです。

【駆除の方法】
○駆除の方法
・抜き取るか刈り取って廃棄してください。

○時期
・種がつく前、花盛りの今です。

○見分け方(専門家ではない管理人でも明らかに他の黄色い花との区別がつきます)
・花は黄色でタンポポの大きさか一回り大きく、茎は枝分かれし、それぞれの先に花が咲く。
・茎には葉はつきません。葉は地ぎわで放射状にのびる根生葉だけです。

butana-ha20160430.jpg
▲ブタナの根生葉(ロゼット)
  1. 2016/05/12(木) 15:47:31|
  2. 植物(外来種)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。