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せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

リュウノウギク(竜脳菊)

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↑リュウノウギク(竜脳菊)と思われる白い野菊

ヒョウモンモドキの生息地整備の下見のために大和町にいってきました。

その時、林縁で見つけた白い野菊。

図鑑で調べてみるとリョウノウギク(竜脳菊)のようです。

竜脳とは樟脳に似た香りをもつ香料のことで、竜脳樹という木の精油からとれる無色透明の結晶です。

リュウノウギクの葉をもむと、この竜脳の香りがすることから、この名がつけられたようです。

菊の原種といわれていて、葉を乾燥させて風呂に入れると、冷性、腰痛、リュウマチに効能があるとされる薬用植物でもあります。

それにして、竜の脳の香りとは、先人の想像力には関心させられます。

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↑葉こんな感じ

  1. 2018/10/18(木) 17:48:01|
  2. 植物
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ヤマガラの地鳴き

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↑地鳴きする
ヤマガラ(訂正しました)

この時期、園内を歩いていたり、作業をしているといろんな生き物の鳴き声が聞こえてきます。

虫の声は少し弱々しくなって、繁殖期を迎えた牡鹿の鳴き声や、ヤマガラの地鳴きが聞こえてきます。

つい一週間ほど前には、観察園の入り口付近の散策路を立派な角をもった牡鹿が横切っていきました。

鹿の鳴き声はいつも聞こえるとは限りませんが、ヤマガラの「ビービービー」という地鳴きは頻繁に耳にします。

地鳴きだけでなく、落葉した木の枝にとまっている姿も頻繁に見かけます。

あえて姿を見せているかのようです。

ヤマガラの写真を撮るなら今の時期がいいかもしれませんね。


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  1. 2018/10/16(火) 16:04:07|
  2. 鳥類
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このキノコ、何ですか?

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↑きのこ観察会の参加者が公園に持参されたきのこ

きのこ観察会の翌日、参加者されたご夫婦がきのこを持って事務所を訪ねてこられました。

柄は固く締まり直径は約3cm、根元は膨らんでいます。

傘は濃い茶色で、見た目はとても美味しそうなきのこです。

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なんでも、お知り合いから直売所で「サブロウタケ」と表示してあったキノコをお土産に頂いたものの、図鑑で調べてもサブロウタケという名前のキノコはないし、万一のことを考えてせら夢公園で聞いてみようということになったのだそうです。

ご夫婦といっしょに山と渓谷社の図鑑「日本のきのこ」で調べてみると、色といい形といい、ムレオオフウセンタケとよく似ています。

ですが、管理人は専門家ではありませんから、観察会で講師を務めていただいたきのこアドバイザーの衛藤慎也さんに聞いてみることにしました。

衛藤さんからは、石灰岩地帯の広葉樹林に生える「ムレオオフウセンタケ」であると教えていただきました。

私たちの見立てもまんざらではなかったようです。

お知り合いからはどこの直売所で購入されたか聞いていないとのことでしたが、石灰岩地帯に生えるということですから、帝釈峡のある神石高原町や庄原市東城町あたりで採れたきのこかもしれませんね。

さて、せら夢公園でのきのこイベントは終了しましたが、10月28日(日)、みよし風土記の丘で衛藤慎也さんを講師として「きのこ博士&きのこシェフになろう」が開催されます。

興味のある方は参加されてはどうでしょうか。

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  1. 2018/10/10(水) 14:11:31|
  2. きのこ
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キトンボの産卵

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↑石崖にとまったキトンボ

キトンボのカップルがトンボ池で産卵してました。

キトンボは赤トンボの仲間ですが繁殖場所は田んぼではなく池などの水辺です。

産卵は連結したまま、もしくはメスが単独で腹端を水に打ち付けて行います。

秋、水辺でオレンジ色に染まったトンボを見かけたら、それはきっとキトンボです。

関東や東海地方ではレッドリストに掲載されるほど少なくなっているようです。

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↑連結して産卵するキトンボ
  1. 2018/10/09(火) 17:05:36|
  2. トンボ
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心ときめく”きのこ観察会”

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↑この日一番の収穫は”コウタケ”。小学生(右)が見つけてくれました。

秋晴れのもと、きのこ観察会を開催しました。

参加者は定員40名でしたが50名を超える老若男女が集いました。

”観察”とはいうものの実態は”キノコ狩り”。

せら夢公園内の山に分け入り、目に入ったきのこを採取していきます。

採取した後は、きのこアドバイザーの衛藤慎也さんに解説していただき、食べられるものをお持ち帰りいただきました。

今年一番の収穫はコウタケが採れたことです。

県北で特に人気のあるコウタケは、直売所でもけっこういいお値段で販売されています。

もちろん、見つけた方はお持ち帰りになりました。

コウタケ以外もたくさんのきのこが採取できました。

【食べられるもの】13種
コウタケ、サクラシメジ、ショウゲンジ、ハツタケ、ナガエノスギタケ、シャカシメジ、ハタケシメジ、ムラサキアブラシメジモドキ、フウセンタケモドキ、ウラベニホテイシメジ、ホコリタケ、スミゾメシメジ、カノシタ
【食べられないもの】4種
シロシメジ(辛い)、ケロウジ(苦い)、カレバキツネタケ(まずい)、ニワタケ(まずい)
【毒のあるもの】11種
スギヒラタケ(脳炎になり死亡例も)、オオオニテングタケ、ドクツルタケ(猛毒)、タマシロオニタケ(猛毒)、ヌメリイグチ(下痢)、キンチャクホウセンタケ、クロウラベニタケ、オニイグチモドキ、ドクベニタケ、シロハツモドキ、ミネシメジ

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↑大人の顔と同じぐらい大きいオオオニテングタケ(毒)

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↑コウタケ(食)

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↑ハタケシメジ(食)

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↑きのこアドバイザーで講師を務めていただいた衛藤慎也さん(左から二人目)

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↑採取したキノコについて衛藤慎也さん(向かって左)に解説していただきました。

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↑参加者の皆さん

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↑コウヤボウキの蜜を吸うアサギマダラ

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↑成体で冬を越すオツネントンボ(越年蜻蛉)がたくさん

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↑観察を行った園内の山からは世羅ゆり園が望めます。


  1. 2018/10/08(月) 16:33:06|
  2. きのこ
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