せら夢公園 自然観察園ブログ

自然観察園、世羅台地の野山と田んぼからの日々のたより

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モスラ?!来襲

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▲植木を占領したモスラ?ではなくてクスサン(楠蚕)の大集団

中国新聞にも掲載されていましたが、今年はクスサンが大発生しています。

せら夢公園のお隣の町の施設、せら香遊ランドの街灯には連夜、クスサンが大集合しています。

植木や街灯の支柱、はたまた幟にまでクスサンがビッシリとまっています。

地面には落ち葉かと見紛うばかりのクスサン。

幼虫はクスノキやクリやコナラなどを食草にしているクスサン。

町内の某栗園では、クスサンの被害で開園が中止となってしまいました。

来年はどうなるんでしょうか?

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▲まるで博多にわかのお面のようなクスサン


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  1. 2017/10/17(火) 17:40:48|
  2. 昆虫
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ため池を干して外来種を駆除(ゆめ農業講座)

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▲雨のせいで水の抜けきらないため池でウシガエルを捕獲開始。

ゆめ農業講座、楽しく終了しました。

ため池で捕らえた外来種はウシガエル1匹とそのオタマジャクシ約1,000匹。

それ以外には、ドンコ、スジエビ、クサガメ、ヒメミズカマキリ、マツモムシ、コマツモムシ、クロスジギニャンマなどトンボのヤゴ、クサガメなど。

この日、池干ししたため池にはウシガエルのオタマジャクシが多いためか、生き物の種類や数が少ないような印象でした。



ですが、在来の生態系をめちゃくちゃにするバスやアメリカザリガニはいなかったので、まずは一安心。

捕らえたウシガエルは、何を食べているのか胃袋の中身を調べてみましたが、中身は空っぽでした。

講座の〆では、解剖したウシガエルと杉の枝を使った柴づけ漁で捕らえたスジエビを、ビオトーチの東屋の囲炉裏で焼いて食べました。

採って、観察して、食べて、受講者も主催者も大満足のゆめ農業講座でした。

ちなみに、取り残したオタマジャクシは、池を干したままにしてサギにたべてもらう予定です。

この日学んだこと。

〇外来種の問題
・外来種は在来の生き物を駆逐し、生態系を壊すので持ち込まない!
・アメリカザリガニは何でも食べる。水生植物も、水生植物に依存する生き物も消えてしまう。
・複数の外来種、例えばブラックバスとアメリカザリガニの両方が生息している池で、ブラックバスだけを駆除すると、アメリカザリガニが増殖し、かえって在来種が激減するという報告もある。(バスを駆除したらアメリカザリガニが増えてコウホネが消滅し、コウホネを餌にしていたセラネクイハムシもいなくなったという事例)
〇田んぼの周りで問題になっている外来種
・オオクチバス、コグチバスなどのブラックバス
・ブルーギル
・アメリカザリガニ
・スクミリンゴガイ
〇モニタリング(生き物調査)の重要性
・あなごカゴ(もんどり)、カニ網、柴づけ漁などで、モニタリングを行う。そのうえで、外来種に応じた駆除方法を実施する。
・外来種の駆除は初期対応が肝心なので、モニタリングにより駆除のタイミングを逃さない。
・モニタリングでは、外来種だけでなく在来種も含めて捕らえた生き物を記録する。

外来種駆除の指導のため、はるばる宮城県からお越しいただいた三塚牧夫さん(ナマズの学校事務局長)、
会場を提供して下さった田打の皆さん、
ほんとうにありがとうございました。

11月には自然観察園で池干を行う予定です。

期日は近日中にアップします。

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▲ふるさと未来博の助成金を受けて開催したゆめ農業講座。
写真中央は宮城県からはるばるお越しいただいた講師の三塚さん(ナマズの学校事務局長)、向かって左は協力していただいた地元の農事組合法人さわやか田打の組合長・岡田さん、右はビオトーチを管理している田打のふるさとを守る会代表の坂口さん。

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▲アメリカザリガニの好物である鶏肉を入れたアナゴカゴでため池の外来種をモニタリング。
かごに入ったのは美味そうなスジエビ。

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▲杉の枝を利用した柴づけ漁でモニタリング。採れたのはスジエビ。
広島ホームテレビとせらケーブルネットの取材も受けました。
放映日は未定。

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▲ウシガエルのオタマジャクシといっしょに採れたドンコとスジエビなどの在来種を救出中。

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▲捕らえたウシガエルの胃袋の中身を調査しましたが空っぽでした。
興味津々でのぞき込んでいるのは広島市から参加しただいすけ君小学4年生。
後ろで目をつぶっているのがお母さん。

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▲講師の三塚さんから講座のまとめをビオトーチの東屋で聞く。
でも、お話より目の前で焼けているウシガエルとスジエビに気をとられている受講生も。

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▲いい具合に焼けてきたウシガエルの後ろ足とスジエビ(画面ウシガエルの左下)。
子どもたちも気に入ったよう。









  1. 2017/10/15(日) 18:25:52|
  2. セミナー
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深入山森林セラピーに行ってきました

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▲森林セラピーの〆はハンモックでの昼寝

8月の里山セミナーでは安芸太田町・深入山で行われている森林セラピーを体験しました。

参加者はサポーターズの総勢17名。

朝7時45分集合で安芸太田町・深入山グリーンシャワーを目指します。

10時前に到着。

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▲毎年春の草焼きで草原が保たれている深入山。

深入山の登山口のある深入山グリーンシャワーの標高は800mです。

高原の涼しい風と里山ガイドの皆さんが一行を迎えてくれました。

ここでサポーターズは3つのパーティーに分かれ、里山ガイドみなさんの案内によりセラピーが始まります。

まずは血圧と脈を測定します。

終了後にも測定してセラピーの効果を確認するためです。

その後、ストレッチもして、深入山の南登山口から森の中を深入山頂上へと抜ける登山道を登っていきます。

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▲登山口に掲げられている森林セラピーのサイン。なかなかのデザインです。

管理人のパーティーをリードしてくれるのは栗栖(くりす)さん。

里山ガイドになって間もないという栗栖さんのリードで気持ちのいい森の登山道をゆっくりと登っていきます。

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▲里山ガイドの栗栖さん(向かって右)

栗栖さんから深入山の草原や森の成り立ちの説明を聞いたり、登山道のまわりに自生しているクロモジの香りを楽しんだりしながら、登るというより、ゆっくりとゆっくりと歩いていきます。

こんなにゆっくりと登山道を歩くには初体験かもしれません。セラピーならではの登り方です。

コナラやミズナラ、アカマツの大木などが林立する森を1時間ほど歩くと、登山道は草原と森の境界線上に出ます。

目の前に広がる草原にはキキョウやオミナエシなどの秋の七草が花を咲かせていました。

ほどなくして昼食場所の西尾根休憩小屋に到着。

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▲休憩小屋で絶景もおかずにして「里山元気な山楽弁当」を堪能。ベンチの座面は外がよく見えるように高くなっている。

昼食は事前に予約しておいた森林セラピー特性「里山元気(まめ)な山楽(さんがく)弁当」(税込み864円)です。

里山元気な山楽弁当
▲「里山元気な山楽弁当」

五感を刺激する森林セラピーでは味覚も大切な要素ですからお弁当にも工夫がこらされています。

ご飯に使うお米は安芸太田産。おかずには必ず豆(まめ)を入れることになっているそうです。

お弁当箱のふたを開けると、大きなおにぎりが2個、野菜や肉魚のおかずがたっぷり入っていました。

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▲登りとは別の登山道を下る管理人のパーティー

山並みを眺めながらの食事を楽しんだ後は、3つのパーティーのうち2つは深入山山頂を目指し、管理人のパーティーは登りとは別の登山道を下り、林内でティータイムとハンモックでお昼寝を楽しみました。

ハンモックのお昼寝タイムは30分。

涼しい風に吹かれた30分はあっという間に経ってしまいます。

下山後に血圧と脈を測ってみると、血圧は上も下も20も下がっているではありませんか!

たまに行っているジムでも血圧を前後に測っているので、そこそこの運動をした後にお血圧が下がるのは知っていましたが、今日のようにゆったりと歩いたり昼寝をしたりすることで、こんなにも血圧が下がるとは驚きでした。

森林セラピーおそるべしです。

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▲深入山の森林セラピーロードマップ


  1. 2017/08/28(月) 16:36:12|
  2. せら夢公園サポーターズ
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きのこ観察会(10月9日)

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10月9日(月)、自然観察園できのこ観察会を開催します。
あんなキノコ、こんなキノコ
わかると楽しい秋の里山を満喫しましょう!

■主 催:せら夢公園サポーターズクラブ
■講 師:衛藤(えとう) 慎也(しんや)さん(きのこアドバイザー)
■期日・日程:2017年10月9日(土)
9:30 受付 (せら夢公園管理センター前)
09:45 キノコ採集・散策(せら夢公園内の山林)
      12:00 終了
■用意するもの:野山を歩く服装(長袖、長ズボン)、帽子、軍手、袋など
 
■参加費:100円(小学生・幼児無料)
■定 員:約40名
■申込期限:平成29年10月5日(木)(先着順)
■お問合せ・お申込み先
Tel      0847-25-4400
Email       yume@mail.mcat.ne.jp

チラシはこちらから
  






  1. 2017/08/26(土) 11:49:11|
  2. イベント
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キツネノカミソリ(狐の剃刀)

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▲国道184号線世羅町本郷の林縁で群生するキツネノカミソリ(狐の剃刀)

この時期、世羅町中心部にある国道184号線と国道482号線が交わる交差点から三次方面に北上するとほどなく、進行方向向かって左側の土手と右側の林縁に群生している朱色の花が目に入ります。

キツネカミソリの花です。

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▲林縁に群生するキツネノカミソリ。花茎が伸びるより前にきれいに草刈りがしてあります。

ヒガンバナの仲間で、ヒガンバナよりも一足早くに鮮やかな朱色の花を咲かせます。

自然観察園にはありませんが、管理人が住む尾道市御調町でも国道184号線を町の中心部から尾道方面へすこし走った右側の林縁に見ることができます。

ヒガンバナと同じように花のある時期には葉はなく、早春から伸び始める葉は花が咲く前に枯れてしまいます。

名前の由来は、この葉をカミソリに見立てて名付けられたものですが、身近に咲く花であるにもかかわらず、この名を知る人は多くはありません。

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▲一本の花茎につく花は3から5。ヒガンバナほどたくさんの花はつけない。

「早く咲くヒガンバナ」と思われているようです。

色は違いますが、同じ頃に咲く淡紅紫色のナツズイセン(夏水仙)も同じヒガンバナの仲間です。

キツネノカミソリはもともと日本に自生していたとされていますが、ナツズイセンはヒガンバナと同様に中国大陸からもちこまれたものといわれています。

これらヒガンバナの仲間は、いずれもよく手入れされた林縁や畔、川の堤防などに多く見ることができます。

これも、草刈り人の仕事といっていいでしょう。

標準和名:キツネノカミソリ
分類:ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
花期:8月から9月


  1. 2017/08/19(土) 16:51:39|
  2. 植物
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